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BUTLER
H. JEREMIAH BUTLER
H・ジェレマイア・バトラー
年齢:27歳
身長:5フィート10インチ
誕生日:1833年7月2日
出生地:ゲイトン
一人称:私(プライベートでは俺)
二人称:君、あなた
髪の色:ブルネット 目の色:ブルー
担当学級:監督生・6年上級
担当教科:古典
好きな食べ物:キャロットケーキ、グーズベリー・フール、シラバブ
苦手な食べ物:ウナギ、生牡蠣、油っこいもの
好きな本:教会暦(キーブル)
好きな動物:犬
ロクセス・スクール現
校長
ヘッドマスター
。校長
寮
の
寮教師
ハウスマスター
。
通称はミドルネームのジェレマイア。愛称はジェレミー。ロクセス校の元校長でもあった父、G・バトラーのもと裕福な家庭に生まれる。8歳でオルニーにある学校に送られるが、ここには不快な記憶を残すのみであった。10歳のときにハマースミスの
準備学校
プレパラトリースクール
に移される。のちの校長たちを幾人も輩出した有能な教師のもとで教育を受けた。ヴォーン校長が治めるロクセス校に13歳で入学。読書好きで知的好奇心に溢れる勤勉な生徒であった。6年級のときには
寮代表
ヘッドボーイ
を務める。奨学金を得て18歳でケンブリッジ大学
トリニティ・コレッジ
に入学。奨学生に毎年度選抜されるなど輝かしい活躍をする。シェイクスピア・ソサエティに所属すると同時に
使徒会
アポストルズ
のメンバーでもあった。22歳で学士号を取得し、
特別研究員
フェロー
と
指導教員
テューター
になる。24歳のときに一時的にケンブリッジを離れ、兄や友人たちと一年をかけてヨーロッパ、中東の国々を周遊し知見を広めた。25歳で修士号を取得、聖職位を叙階。特別研究員と指導教員にも再任されるが、かねてよりケンブリッジでの生活と雰囲気には不満を感じていたようである。ヴォーン校長の引退を期に、後任として26歳で母校ロクセスの校長に着任した。在職は1年。
理知的で誠実な好青年だが、その若さから彼の就任には多少の反対意見もあった。が、校長選挙では彼を知る多くの教師、知人や友人たちからの推薦を得て校長の座を見事勝ち取る。聡明で泰然自若としているが校長の任務に対しては情熱を持っている。ヴェテラン教師のウェストコットを補佐に置き、彼からの助言を仰ぐことも多い。
古典学者であり、ラテン語・ギリシア語の翻訳を得意としている。若々しくカリスマ性があり、教師や生徒たちからの信頼も篤く、畏敬の念を抱かれている。雄弁で機知に富んだ演説と説教には定評がある。専門ではないものの芸術にも造詣が深く、現代美術よりもルネサンス美術を好んでいる。家族で犬を飼っていたことがあり、犬好き。
生来心臓が弱く病弱で、しばしば
感冒
かぜ
や衰弱に苦しめられていた。彼の健康状態は常に両親の憂慮するところであった。ロクセスではスポーツの時間は見学をしていることが多かったが、技術はあったようで対校試合の選手に選抜されたこともある。成人した現在は幾分か回復しているものの、繊細な顔色は一年を通して続いている。また、軽度の近視のため遠くのものを見る際には
双眼鏡
オペラグラス
を使用する。ケンブリッジでは視力低下のためにスポーツの一切を諦めざるをえなかった経験がある。日常生活や読書に支障はないため
眼鏡
リーディンググラス
は着用していない。
ロクセス生時代、同性の親友からの告白を拒絶したことで相手が自殺。無二の友を死なせてしまったことを10年経った今も後悔し続けている。以来恋愛を避けており、親友を助けられなかった自分には誰かを幸せにする力も、誰かと幸せになる権利も無いと考えている。この一件の影響からか、性格にややネガティブでナイーブな面が見受けられる。
独身。10人兄姉の9番目の四男。父親は8年前に逝去。母親と姉妹たちは校長就任以来ロクセス校の近所に住まいを置いており、たびたび彼のもとを訪れている。初恋の女性がいたが別の男性と結婚した。13歳のときに彼女から贈られた本は生涯の宝物。
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BLACK DAHLIA