ロイ
名前 | ロイ |
タイトル | 素早きアサシン ロイ |
性別 | 男性 |
種族 | 人間 |
歳 | 20歳 |
身長 | 179 CM |
誕生日 | 4月1日, 生命の月 |
星座 | 聖者アールミル |
好きなもの | 今の自分 |
嫌いなもの | 過去の自分 |
キャッチフレーズ | 漆黒の使者と呼ばれる理由を教えてやる。 |
紹介 | 隠された過去を持つ元アサシン。単体の敵と戦うのに特化している。 敵の死角へ的確に回り込み、強力な攻撃を絶え間なく行う。 |
背景 | ドミニクスに頼まれてクレオを護衛する男。過去、暗殺者の集団に所属していたが、ある理由により危険を冒してまで集団から抜け出してきている。暗殺者として長年を過ごしてきたせいか、いつも他人を警戒しているが、経験からの状況判断には優れているため、害とならない者にはそれなりの気遣いをしている。 |
武器 『亡霊の吐息 レディール』 | 暗殺集団である笑う仮面は、長い間オルベルの裏業界を牛耳っていた。笑う仮面の中でも最高の暗殺者だけが、この恐るべき2本の短剣を持つことが許されていた。この刃によってつけられた傷は消して癒えることがなく、失血死は避けられないと言われている。伝説によると、この短剣は死神の鎌から作られたらしい。 |
宝物 『影の刃』 | 猛獣の爪の形をしたバグナウ。 影の刃の効果を極大化するための暗器で、東大陸のアサシンの聖地で鋳造された「ダマスカスの刃」で作られた。多くの者の血と高熱により鋳造された影の刃は常に血に飢えし呪われた暗器として悪名高く、熟練したアサシン以外は使用をためらうほどである。 |
宝物 『ソウマの頭巾』 | 笑う仮面の秘技として作られた怪しい頭巾。 無限な活力が得られるとの伝説を持つソウマ草と、笑う仮面の秘儀から出来たもの。 ソウマの頭巾は、闇の帳の中で暗殺者の士気を高めることで攻撃力を向上させる上に、身を軽くすることで物理回避能力を極限まで引き上げる能力を持つ。 |
宝物 『壊れた仮面』 | 笑う仮面の象徴。ロイは、暗殺団を離れるときにこの仮面を壊した。敵の急所を狙う無慈悲な暗殺団は、自分の感情を押し殺して目標を取り除くため、仮面で表情を隠しては冷徹さを保つ。壊れた仮面を目の前にしたロイは、もう冷酷な暗殺者ではなく「仲間を守りたい気持ち」で、後ろに移動しては闇の刃を振り回す。 |
宝物 『亡霊の指輪』 | ロイの新技術完成を記念する指輪。 「笑う仮面」の技術に頼らず、切り裂きで自分ならではの技術を築いた記念でロイが製作した指輪である。 過去に縛られず、過ちを忘れまいと亡霊レディールの形を彫り込んである。 |
ソウルウェポン | 刃にはいつも死と悪臭のような血のにおいがこびりついていた。時々、その剣で命を落とした者たちの悲鳴が聴こえるような気もした。 笑う仮面の象徴であり、最も残酷な虐殺者の証明。これを手放すことも、目を背けることもできないことを悟ったロイは、いっそのことこれを誰の手にも渡さないと誓った。 「―俺は自分の罪を否定しない。それらをすべて背負って影として生きよう」 その瞬間だった。死神は、闇の中から身を起こすように現れた。ロイを呑み込んでしまいそうな殺意を漂わせていたが、その目つきは妙な好奇心で輝いていた。ロイはふと実感した。 自分が最期の時を迎えるまで、自分が歩む道をこの死神が見守っているのだろうと… |
宿屋セリフ | |
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冒頭 | …… |
あいさつ (加入前) | どうした。 |
あいさつ (加入後) | よぉ。少しは休んだほうがいいぞ。 |
会話 (加入前) | 俺の過去を聞かないでくれると助かる。 |
ここまで平和なのは久しぶりだな。クレオが何かしでかさなきゃいいんだが。 | |
いちいち俺をクレオと引き合わせるなって。フレイは何度もそうしてるけどさ。俺はただ、仕事として同行してるんだ。 | |
会話 (加入後) | なぁ、そろそろうんざりしてきたか?クレオは俺が守るべき者だが…あいつはこれから重要な役割を果たすつもりなんだ。 |
今まで、自分のやった行いに後悔したことはあるか?後悔するようなことはやるんじゃないぞ。 | |
プレゼント (加入前) | 俺がこんなのを受け取っていいのだろうか… |
プレゼント (加入後) | 忘れてはいないんだな…どうも。 |
絆セリフ あいさつ | おお、来たか。 |
親愛度300 | カーセルを助けてやってくれ。あいつは重荷を抱えてる。 |
親愛度600 | 俺は信心深いわけじゃないが、女神ルアに頼ることはある。今まで殺した人々への祈りをささげたくなる時があってな。 |
親愛度900 | 過去のことはもう悲しんでられない。変えることができないからな。だが、未来は変えることができる。 |
エピス
名前 | エピス |
タイトル | 誘惑の魔族 エピス |
性別 | 女性 |
種族 | 魔族 |
歳 | ??? |
身長 | 164 CM |
誕生日 | 8月13日, 活力の月 |
星座 | 征服者カンダラー |
好きなもの | 楽しくて面白い、好奇心が持てることなら何でも! |
嫌いなもの | 堅苦しくてつまらない雰囲気 |
キャッチフレーズ | うふふ!なんか楽しいことなぁい? |
紹介 | 冷血な快楽主義者の悪魔。 巨大なカマを使って敵の魂を刈り取る。 敵の群れに突然姿を現し、周りの敵を一度に切り刻む。 |
背景 | 自由気ままに活動する、遊び好きで魅力的なサキュバス。快楽主義的な魔族らしい性格の持ち主で、面白いと思ったものには目がない。過去の魔族襲撃の時でさえ、魔王軍に加わるのではなく自分の意思で旅をすることを選ぶほどだった。彼女はカイル王と共に戦うことが非常に面白く、仲間を裏切ってでもやるだけの価値があると見ていた。そんな彼女は、カーセルと会った時も「また面白い冒険ができる」という確信に満ちて、喜んでカーセルたちのバーティに加わった。彼女は魅力的な男を見かけると、夢に入り込むことがあるらしい。 |
武器 『妖婦 ギロチン』 | 使用者であるエピスの性格に大変見合った恐るべき大鎌で、その美しさに見惚れて近づくものの魂を刈り取る。エピスの体から作り出されたこともあり、この武器もサキュバスのような魅力を持ち合わせている。標的に極上の快楽を与えてから、その生命力を吸収する。エピスはこの武器に対して、何らかの配慮を見せようとしているようだ。 |
宝物 『グリーンフェアリー』 | エピスの愛飲する酒。 首都オルベルの悪名高い毒酒であり、幻覚を引き起こしやすい強力なニガヨモギから作られる。極度の不眠症への処方薬や芸術家が奇妙なインスピレーションを得る目的で密かに愛用されているが、酔うことのないエピスにとっては気軽に楽しめる食前酒でしかない。 |
宝物 『サキュバスの箱』 | 悪夢の女王の所蔵品、眠りの砂が入った魔界の箱。 砂を撒くとすぐに眠りが訪れるという不思議な粉が入っている。 眠りに落ちた敵は一瞬でその背中を狙われる。また、悪夢から目が覚めていない敵には大きな魔法ダメージを与える。 |
宝物 『誘惑のパンプス』 | エピスが大好きなアイテム。初めて人間の世界に足を踏み入れた以降、人間の文化が大好きになったエピスは、仮装舞踏会に参加することに。そこで赤いパンプスを履いたお嬢さんの踊りに魅了されたエピスは、秘密の取り立てを得て、そのパンプスの新しい持ち主となる。誘惑の靴を手に入れたエピスは、いつもより楽しく敵に痛みを贈り、軽々と踊りだす。 |
宝物 『夢の記憶』 | エピスが吸収した夢をのぞき見るための魔法の鏡。 保存しておいた面白い夢を見るためのもので、夢を吸収された者にとって誰にも知られたくない夢の痕跡が残っている。 |
ソウルウェポン | エピスから生まれたギロチンは、エピスの力と意志が大きくなるにつれて共に成長していった。 魂の試験を通して道具という枠を破れるようになったギロチンは、より多くの魂を奪って快楽を与えられるようにふたつの鎌を持った形になった。ギロチンの魅惑的な姿に我を忘れると、優しい死と永遠の快楽が待っているだろう。 |
宿屋セリフ | |
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冒頭 | ふんふんふ〜ん〜(鼻歌) |
あいさつ (加入前) | 今日はヒマ? |
あいさつ (加入後) | 来てくれてうれしいわ!戸締りはしたかしら? |
会話 (加入前) | 顔赤くしちゃって。かわいいわぁ〜 |
どこを見てるのかしら?まあ、秘密にしておいてあげるわ… | |
ふーん、楽しいことでもしてみない? | |
会話 (加入後) | 何を期待してたのかしら?いけない子ねぇ… |
魔族が人間の側につく理由を知りたいって?本当に味方になったと思ってるの?フフッ… | |
プレゼント (加入前) | あら、私に?さて、お礼に何をしてほしいの? |
プレゼント (加入後) | 悪くないわ。誰かの心をつかむ方法を少しは知ってるのね…まさか、私みたいになりたいの? |
絆セリフ あいさつ | ふむふむ…その顔からすると、もしかして昨晩、私があなたの夢に出てきたのかしら? |
親愛度300 | へぇ…それで、どんな夢だったの?楽しかった?それとも今すぐ続きを見てみたい? |
親愛度600 | はぁ…最近いつも考えてることがあるのよ。あなたのことばっかり。どうしてかしらねぇ〜? |
親愛度900 | 最近、服がきつくなってる気がするのよ。もしかして太った…?私の部屋に来て、確かめてくれるかしら? |
レイナ
名前 | レイナ |
タイトル | 電光石火 レイナ |
性別 | 女性 |
種族 | 人間 |
歳 | 17歳 |
身長 | 160 CM |
誕生日 | 11月30日, 幸運の月 |
星座 | 名射手ギースラー |
好きなもの | カッコイイ男 |
嫌いなもの | 面白くない男 |
キャッチフレーズ | 閃光のレイナ、登場! |
紹介 | 軽い片手剣を使う傭兵。 素早い動きで敵の攻撃を避け、光のような速さで敵を貫く。 |
背景 | レイナ・フォン・シュタインは帝国貴族の娘として生まれた。彼女は、周りの人々を明るくするような活発で自由な性格をしている。貴族としての息苦しい生活よりも、傭兵としての自由な暮らしを好んでおり、長い間傭兵として過ごしたせいで貴族としての振る舞い方を完全に忘れてしまっている。幼少時から彼女は剣の才能を見出しており、時間をかけて自分の体格に合った細剣の技術を磨いてきた。最近はある奇妙な仕事を断り、それ以来誰かに尾行、監視されているような視線を感じている。 |
武器 『電光石火 リバティス』 | 帝国最初期から現在まで、シュタイン家の長い歴史は続いている。シュタイン家の名誉はその高貴な血筋ではなく、戦士としての技能から来ている。アリア・シュタインは伝説の剣の達人だった。帝国史上最も優れた剣士として名を残す彼女は、シュタイン家の名誉の礎となった。アリアが使っていた剣、リバティスは現在、子孫であるレイナが持っている。羽根のように軽く、どれだけ使っても折れることのないこの剣は、レイナの「電光石火」と言う二つ名を確固たるものとしている。 |
宝物 『電光石火の翼』 | 装着した者の速度を極限まで引き上げる不思議なイヤーカフ。 移動を面倒がってポータルを開けてほしいとしつこくつきまとっていたレイナに贈ったニクスからのプレゼント。レイナはこの不思議な物を攻撃の時にも有効に使っている。彼女がイヤーカフを装着したまま剣先を狙う姿は、まるで光線のように舞い込む美しい蝶のように見える。 |
宝物 『俊足のメダル』 | 傭兵の中で最も早いものに与えられる栄光のメダル。この世で最も早いと言われる戦士、ヘルシュの遺品。このメダルを身につけると、体が軽くなり、相手の動きを簡単に読み取ることができる。 |
宝物 『師匠の指輪』 | 師匠から渡された指輪。師匠との対決で勝つことが出来たときに与えられた。レイナには大きすぎるのでいつもは親指につけている。 決して高級品には見えないが、指輪に刻まれたルーン文字の中には闘志の精霊が眠っている。 師匠の指輪を見ていると、なぜか今日もたくさんの依頼が入ってきそうな気がするが… |
宝物 『アメジストのピン』 | 帝国の有名な傭兵隊長であり、レイナの母の持ち物。 一人でオルベル王国に向かう娘の武運を祈り、悪運を退け、有事の際には武器としての使えるアメジストのピンを贈った。 |
ソウルウェポン | レイナは、自分の剣の腕が武器のおかげだという話を聞くことを嫌った。自分の実力は、長年の努力と天性の才能が作り上げた結果だった。そのため、彼女は意識的に祖先とは異なる剣術、独自の動きを作ろうと努力した。彼女の師匠はその意地を認めながらも心配しながら助言してくれた。 「―忘れるな。踏みしめた場所を忘れてしまったら、降り立つこともできん」 そして後日レイナは、普段通り剣術の訓練をしている最中に気づいた。アリアの影から逃れようとするだけでは、彼女も進歩できなかった。リバティスを握ったアリアの心を、その剣術を理解しなければ、レイナの剣術も完成させることはできない。その教えを悟ったとき、彼女の剣は完全閃光となった。リバティスに宿っていた剣豪の魂が、レイナの中から新たに誕生した瞬間であった。 |
宿屋セリフ | |
---|---|
冒頭 | いい仕事の話ね!でも、依頼主はちょっと… |
あいさつ (加入前) | ああ、カッコいい人が…あっ、こんにちは! |
あいさつ (加入後) | ああっ、ここってステキな場所ねぇ! |
会話 (加入前) | 傭兵を探してる?私に任せてよ。 |
ほんと、かわいい…あっ、なんでもないわ…フフッ… | |
電光石火のレイナを探してるの?フフッ、目の前にいるじゃない! | |
会話 (加入後) | 紹介できるような仕事先を知ってる?ハンサムな依頼主だったら大歓迎よ! |
退屈な作業は避けたいわ…フフッ! | |
プレゼント (加入前) | えっ?贈り物?ありがとう。次の仕事は少し安く請けてあげるわ。 |
プレゼント (加入後) | あらっ!私への贈り物?あなたって最高ね! |
絆セリフ あいさつ | あら、ハンサムさん!久しぶりね! |
親愛度300 | ちょっと聞いて!最近みんな、私をヘンタイだと思ってるみたいだけど、そんなの誤解だって!男の体を好きになって何が悪いの!? |
親愛度600 | より良い暮らしをしてた時を思い出すことがあるのよ。野宿せざるを得ない時に雨が降ったら、本当にそう言うのが恋しくなるのよ。 |
親愛度900 | たとえ傭兵稼業をしていても、面白くない仕事をする時があるのよ。その時は私、あんなことや…こんなことを考えちゃうわ… |
フルス
名前 | フルス |
タイトル | 翻る刃 フルス |
性別 | 男性 |
種族 | 人間 |
歳 | 23歳 |
身長 | 185 CM |
誕生日 | 6月7日, 愛の月 |
星座 | 吟遊詩人ミーラ |
好きなもの | 君の瞳かな? |
嫌いなもの | ロマンを理解できない者 |
キャッチフレーズ | 花びらが舞う……すべて、あなたのために。 |
紹介 | 皇帝直属の王宮親衛隊副隊長。 魔法も切ってしまう快速剣術で強敵を最先に切り倒す。 |
背景 | 帝国騎士団の指揮官の息子として、幼少時代から剣士になるべく厳格な剣術訓練を受けてきた。彼の剣さばきは帝国で最も早く、その称号に疑いを持つ者は誰もいない。その実力は戦場で発揮され、彼はこれまでに数多くの敵騎士を打ち倒してきた。彼はすぐに帝国騎士団の副隊長となり、周りから羨望を集められるようになった。彼は美形でそのことを自覚しているものの彼の外見だけを評価して近づくものをひどく嫌っている。しかし、彼はややナルシスト的な側面も持っているようだ。 |
武器 『猛威の双剣 ヴェラルタ』 | グレイ公国出身であるフルスの祖父に与えられた魔法の武器一式で、家宝として一家に受け継がれてきた。この武器は使用者の身体能力を段階的に引き上げる力を持ち、人間の限界を超えた力と素早さを得ることができるようになる。身体能力の強化が段階的に起こるため、使用者の体に急な負担を与えることはない。剣はそれぞれ「ローズ」と「ブラッド」という名前をつけられており、フルスがこの双剣を振った時、バラの花びらのように血が吹き出る様子から名づけられた。他のどのような剣士が使っても、フルスほどこの武器の真価を発揮することができない。 |
宝物 『嵐の目のベルト』 | フルスが副騎士団長になった日、父から授けられたベルト。 嵐の目の秘術が付与され、装着する者の周りの声や気配まで静かにさせる効果がある。 ─彼の剣の音が聞こえたなら、そなたの目の前に花が舞い散ることだろう。 |
宝物 『魅惑の香水』 | 年初めに咲くヴィヴィエンヌローズのみを原料にした香水。 ヴィヴィエンヌローズは非常に美しくて致命的。この香りに酔ってしまうと幻覚症状を起し、相手のすべての動きに魅了されてしまう。 |
宝物 『不滅の薔薇』 | 折っても乾かない、優雅な姿を保つ特別な薔薇はフルスの大好物。フルスに騎士としての責任感を甦らせ、自分自身を信じて戦闘に挑ませる強い意志の土台。 |
宝物 『封印された密書』 | オオカミの印章が押された帝国の密書。 皇帝の印章が押された密書を手にしたフルスは、オルベル王国で一番高潔な令嬢に渡すために、いつも懐に大事に抱えている。 |
ソウルウェポン | 長い間、ヴェラルタはただ人間に力を貸すだけの道具だった。持ち主の力をより強大化するための単なる道具として作られたことを自ら知っていたため、ヴェラルタは人々が望むままに力を貸してきた。 力を貸してもまともに使えない者もいたし、貸した力に心酔して手当たり次第に力を振るう者もいた。時は流れ、持ち主はそれ以上に何度も変わった。ヴェラルタは、単に自分の力を貸すことだけで充分だった。自分はただの道具に過ぎないのだから。 だが、今回は違った。馴染みある感覚、ずっと昔に感じた懐かしさ、長髪の青年は自分が貸し与える力に満足できず、より高くのぼりつめるために絶えず自分を磨き続けた。彼が強くなっていく分、自分が貸し与える力の最大値も次第に増していった。 ヴェラルタは以前には感じたことのなかった充足感が自分を包み込むのを感じた。そして、それはより大きな力を貸したいという欲望となる。やがて青年の目標がヴェラルタの目標になってしまった瞬間、ヴェラルタは新たな自分の姿に目を覚まし、彼の前に姿を現した。 |
宿屋セリフ | |
---|---|
冒頭 | 帝国にある宿屋とはあまり変わらないようですね。 |
あいさつ (加入前) | あなたは結構勤勉なのですね。 |
あいさつ (加入後) | 招待されたから、花束を持ってきましたよ。 |
会話 (加入前) | 帝国の心地よい風がとても恋しいです。 |
欠かさぬ訓練こそ、技術を磨く道です。 | |
私が心を許して話せるのは、あなたの他にもう一人だけですね… | |
会話 (加入後) | 人々は剣のようなものです。真の騎士になるには、己の刃を磨き続けるのです。 |
パベルのことは快く思っていないのです。ロディナを放っておくなんて… | |
プレゼント (加入前) | あなたの心意気に乾杯。 |
プレゼント (加入後) | その優しさに乾杯。 |
絆セリフ あいさつ | 君の瞳にかん…いや、やめておこう。 |
親愛度300 | 私の家系は、もともと帝国のものではなかった。 |
親愛度600 | この花は、私の先祖の故郷への供物です。今はなき彼らの地を思い出させる、そんな象徴です。 |
親愛度900 | 私たちの団は前線部隊に過ぎず、貴族出身で未熟な子どもたちで構成されています。真に恐るべき戦士はいないですね… |
ターニャ
名前 | ターニャ |
タイトル | 無音の刃 ターニャ |
性別 | 女性 |
種族 | ハーフエルフ |
歳 | 18歳(身体年齢:18歳) |
身長 | 169 CM |
誕生日 | 1月8日, 守護の月 |
星座 | 守護者メルティス |
好きなもの | ロイ |
嫌いなもの | ロイ、笑う仮面、ハーフエルフ血族 |
キャッチフレーズ | 暗殺は……痛みを感じさせずに殺すのが最善。 |
紹介 | 笑う仮面の熟練アサシンで、ロイの元同僚。 昔、裏切り者を追跡する「始末屋」だった。 彼女のカタールは決して標的を外さない。 |
背景 | 笑う仮面に所属する暗殺者で、ロイの元同僚。ハーフエルフである彼女はロイと比べて身体能力面で優れているが、人脈の扱いと処世術は彼ほど強くないため、大規模作戦はロイが関わることが多かった。そのことから彼女は劣等感のようなものを抱くことになった。組織の「始末屋」として、裏切り者を始末する任務をこなしてきた。ロイが組織を離れた時、他のすべての 任務を捨ててでも真意を問うために彼の後を追った。彼を見つけた後どうするかは、現時点では定かではない。 |
武器 『冷静なる悪魔 カイタシス』 | 100年前にあった魔族との戦争。当時の人類にとって最大の脅威は間違いなく、魔族の高位将軍だっただろう。冷静なる悪魔カイタシスはその中でも特に危険な魔族だった。数え切れないほどの魔法師と神官は、その魔力を持った魂を目当てに、カイタシスの手で殺された。最終的にカイル王がカイタシスを打ち破り、その核を封印したが。だが数年後、カイタシスの核は笑う仮面の手に渡り、もう一度破滅をもたらそうとしている。 |
宝物 『潜行の秘伝の写し』 | 笑う仮面には上級アサシンが使う潜行術の秘伝がある。 その書籍にはターゲットに向かって潜行する技や応用法が細かく記述されている。しかしターニャは、この秘伝に自分ならではのノウハウを付け加え、世界でただ一つの特別な改良版を作った。 |
宝物 『笑う仮面の暗器ベルト』 | 笑う仮面が暗殺に使う万能ベルト。 迅速かつ正確にターゲットを排除する、笑う仮面の専用アイテム。 刃渦巻のキャスト中にも常に暗器を整えたり連続攻撃ができるよう、着用者の攻撃パターンに最適化されている。 |
宝物 『沈黙の短剣』 | 笑う仮面の初任務を達成するともらえる短剣。笑う仮面には、初めてのターゲットの跡が残る短剣を常に身につけるという鉄則がある。縛りのように暗殺者を離さない沈黙の短剣は、常に死の囁きに耳を傾けるよう、暗殺者を促す。 |
宝物 『無言の針』 | 笑う仮面の団長がターニャのために特別に製作した秘密武器。 数々の任務を完璧にこなしてきたターニャを静かに見守ってきた団長は、最も危険度の高い特殊任務の適任者は彼女だと判断し、笑う仮面の秘密武器であるこの「無言の針」を幹部から渡すようにした。 無言の針は単なる毒殺武器ではなく、生体技術を取り入れた特殊武器である。この針に刺された瞬間、筋肉に流れるエネルギーが一瞬で逆流し、悲鳴も上げられずに死を迎える。 敵に使えるものだが、刺客としての役目を果たせない時は自分自身に使えるものでもある。 |
ソウルウェポン | カイタシスの中には、彼が生前捕らえて食らった魔法師たちと神官たちの怨霊がそのまま残されていた。カイタシスの魂は、死後、自分が殺した者たちと対面し、絶えず彼らの呪いと恨みに耐えなければならなかった。ところが、カイタシスはそれに耐えて認める代わりに、死んでも貪欲に彼らを貪ることを選んだ。剣の持ち主が何度か変わる間にも、カイタシスはその中で長い間戦っていた。 ―ある日、ターニャが自分が殺した怨霊たちの恨みを悟った時、自分の剣の中でも同じ戦いが起こっていることを実感した。彼も自分も、殺した者たちと一生戦わなければならない運命なのか。答えを得られないまま、ターニャは今日も複雑な心境で自分の剣の悪魔と向き合っていた。 |
宿屋セリフ | |
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冒頭 | … |
あいさつ (加入前) | …フン。 |
あいさつ (加入後) | …フン。 |
会話 (加入前) | …話しかけるな。 |
…殺すことしか知らない女と話をしようとはな。 | |
…はぁ。 | |
会話 (加入後) | 始末の仕事はもうたくさんよ… |
…死はいつ訪れるかわからないものよ… | |
プレゼント (加入前) | …受け取ってやる…今のところはな。 |
プレゼント (加入後) | こんなの…いらないわ… |
絆セリフ あいさつ | …来たのね。 |
親愛度300 | 悪いけど…話すのは好きじゃないわ。 |
親愛度600 | 私のような人と話をして、楽しいことなんてないわよ… |
親愛度900 | 私のような人に興味があるの?まったく理解できないわ… |
エゼキエル
名前 | エゼキエル |
タイトル | 呪われし血 エゼキエル |
性別 | 男性 |
種族 | 魔族(混血) |
歳 | 19歳(本人の主張) |
身長 | 195 CM |
誕生日 | 6月6日, 愛の月 |
星座 | 吟遊詩人ミーラ |
好きなもの | キャラメルプリン、あま~いジュース |
嫌いなもの | 弱いくせに強いフリをする奴、なんにも分かってないくせに出しゃばる奴 |
キャッチフレーズ | 彼は僕……そして僕は彼……僕はもう、ありのままの自分を認めるよ。 |
紹介 | 高位魔族と人間の混血であるエゼキエルは、自分自身の存在を呪っている。 魔族の力を持った右手で敵を切り裂く。 |
背景 | グレイ公国を滅ぼした魔族の将軍、ルシキエルの血を引く青年。普段は思慮深く慎重な性格な半人半魔だが、魔族の血を持つ影響から戦闘中は生意気かつ暴力的な性格に変わってしまう。彼は自分の父親のことをよく知らないが、その力を受け継いでいる。しかし、彼はその力を誇りにおもっており、隠すつもりはないようだ。完全な魔族ではないため、片腕しか変異することはできないが、その腕一本でも操るのが困難なほどのすさまじい力を持っている。もし彼がその腕を制御できなくなった場合、すぐに離れたほうがいいだろう。 |
武器 『絶望の看守 バルバトス』 | エゼキエルの父は魔族の高位将軍の一人だった。彼はその名前と顔を覚えてはいないが、父から受け継いだ魔族の血による凄まじい力を自覚していた。魔族の血の影響で、彼は二人目の人格を持つことにもなった。人間の血が勝っている間のエゼキエルはよくできた人格の少年である。そうでない間の彼は父と同じく、非常に強力で傲慢な魔族となる。彼の腕を象ったこの武器は、父の力を物理的に示すかのように時空を切り裂くことができる。 |
宝物 『猛獣のレザーベルト』 | エゼキエルはマンティコアの革で首輪を作る時、二重のレザーベルトも製作した。ベルトは獰猛な狂気と瘴気がよく流れる材質でできており、エゼキエルが力を暴走させると周囲は恐怖で包み込む効果が発揮される。その恐怖は、精神力が弱い対象を行動不能に陥らせる。 |
宝物 『猛獣の首輪』 | 強力な魔獣の皮で作られた首輪。 幼い頃、一人で魔族の討伐に出たエゼキエルが、苦戦の果てにやっとマンティコア狩りに成功したことを記念するための戦利品。 エゼキエルは、猛獣の首輪をいじるたびにマンティコアの息の根を止めた瞬間の快感を思い出し、目の前にある最も強い敵に向かって突進する。 |
宝物 『封印の拘束具』 | 正体不明のプリーストの魔力が閉じ込められた拘束具。幼いエゼキエルにとって暴走は日常だった。誰かに母親の悪口を言われると、すぐに湧き上がる魔族の血に身を委ねる。…そして気がつくと、目の前には傷と血だらけの腕と怯えている母がいた。物事が分かってきた頃、一人で魔族を退治していたエゼキエルは、長身のルア教プリーストといつものように喧嘩を始めては暴走した。気がつくと、エゼキエルの目には自分の腕を封印する拘束具が見えていた。何度外そうとしても、プリーストの封印を解けることは出来なかった。しかし、なぜかその日から徐々に意識が飛ぶほどの暴走が減っていった。むしろ、魔力を簡単に制御できるようになったため、今も必須アイテムとして愛用している。 |
宝物 『血の石像』 | 幼いエゼキエルがいきなり暴走する右腕を取り抑える時、手と腕にたくさんの傷がついてしまった。 ようやく暴走が収まり右腕から流れた血が床に落ちる様子をじっと見つめていたエゼキエルは、複雑だった心が静まり落ち着いていくのを感じる。エゼキエルは血が止まるまで待ってから魔族の血で強い色に染まった石を持ってくると慣れない手つきで右手の形の小さな石像を作った。 |
ソウルウェポン | 旅をしている間、エゼキエルにも守りたいものができた。 問題は「守る」ことは「殺す」ことよりも遥かに強い力が要求されるという事だった。しかし、これ以上強くなるにはどうすればいいのだろうか?人間ではないので人間の方法では限界がある。 だが、魔族でもないため魔族のやり方を使うわけにもいかなかった。思い通りに動いてくれない力のせいで苦悩していたエゼキエルたちは、ひとつの可能性について話をする。 それは、父からもらった力を完全に解放してみようという話だった。 どんな力でも、その正体を正確に把握できなければまともに扱うことはできない。正論だし、信頼できる人から聞いた話だから一度やってみようということに。決心して解放した魔族の力は、恐るべきものだった。爪がなでた空間が、長く引き裂かれる。初めて見る光景に驚いて近づいたその隙間からは、濃い魔気が流れ出た。初めてなのに、なぜか親しみを感じた。 その瞬間、エゼキエルは自分が何をしたのか悟った。この力がどんなものなのか、理解するのも一瞬だった。その瞬間からエゼキエルは、バルバトスの力を正面から見つめることができるようになった。 |
宿屋セリフ | |
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冒頭 | 何を見てる? |
あいさつ (加入前) | 何?もう一度言ってみろ。 |
あいさつ (加入後) | 疲れてるんだ。十分眠れてないからな。 |
会話 (加入前) | ハッ、くだらん… |
おれにかまうな。 | |
どうしておれと親しくなろうとしてるんだ?ハッ… | |
会話 (加入後) | グレイ公国のあのバカ、最近何をしてるんだろうか。 |
髪型がどうかしたか?カッコイイだろ?この上がってる部分が大事なんだ。 | |
プレゼント (加入前) | ん…これは…まあいい、受け取ろう… |
プレゼント (加入後) | ありがとな。 |
絆セリフ あいさつ | 何?ああ、あのつまらないガキとはすでに話をしたのか? |
親愛度300 | 父が魔族だというのは気にしない。おかげで強くなれたからな! |
親愛度600 | あのガキはあまりにも軟弱だ。傷つけられるものなどいない! |
親愛度900 | ああ、時々力が操れなくなる時はある。でもな、それはそれで面白いじゃないか!ハハハッ! |
エルゼ
名前 | エルゼ |
タイトル | 終わりなき渇き エルゼ |
性別 | 女性 |
種族 | ヴァンパイア |
歳 | 18歳 |
身長 | 170 CM |
誕生日 | 7月6日, 調和の月 |
星座 | 調律者ノットムーン |
好きなもの | セリア姉さん、チョコパフェ、堕落者の血 |
嫌いなもの | ヴァンパイアハンターセリア、クモ |
キャッチフレーズ | この凄まじい快感……!この力!! |
紹介 | セリアと姉妹である彼女もまた、ヴァンパイアハンターであった。 しかし、力に心酔した彼女は結局、同じ支部の仲間を全員殺してヴァンパイアになる道を選んだ。 自分に噛み付いてヴァンパイアにした高位ヴァンパイアすらも殺して力を吸収した彼女は、唯一の生き残りであり自分の姉であるセリアを自分から引き離してオルベルリアに住処を移した。 |
背景 | シャドーヒルト家の次女として生まれたエルゼは、憧れである姉セリアに倣ってヴァンパイアハンターの道を歩むことになった。生まれつき体が弱いせいで姉のセリアのように一族の剣を学べなかったが、魔法で頭角を現した彼女は⋯作戦中、罠にはまって正体不明のヴァンパイアに肩を噛まれてしまった…そして、その後であった。 彼女が生まれつき持っていた病の症状が更にひどくなり、頻繁に頭痛と原因不明の渇きに毎夜苦しみ、戦っていた。これが何を意味するのか、エルゼ自身にも分かっていた。このままでは何かが起こるかもしれない。傷を隠して自分で解決方法を探そうとするものの、あがけばあがくほどより孤独感に陥っていった。 ちょうどその頃、ヴィントラント雪山で100年前に姿を消したヴァンパイアの姫の出現を調査するため、セリアは調査隊に派遣され、 姉が去ったその日… ああ…姉さん…これ以上はムリ… エルゼは静かに…そして隠密に、最初に仲間の命を絶った。 |
武器 『貪欲の結晶体 ペリオン』 | いつからだったかな… この終わりなき渇きを満たせずどんなにか辛かったことか… あの苦しい渇きが解消されてからは… 姐さんにへの憎悪が、どんどん強くなっていくの。 …ああ…姐さん、この方法しかないわ… 終わりなき渇きを満たすには、どうしてもこの力が必要なの。 止めどなく流れるこの力の結晶体だけが、あの終わらない苦しみから私を解放してくれる。 ああ…いい気持ち… もっとこのままでいたいわ。 |
宝物 『渇きの牙』 | エルゼを噛んだヴァンパイアの牙。 エルゼが渇望していた赤い血の力をついに手にした後、彼女は容赦なくこのヴァンパイアを探し出して殺し、彼女は自分の血がこびりついた牙をなでて人間だった頃のことを回想したりするが、そのたびに狂しいほどの渇きが彼女を襲ってくる。 |
宝物 『戦慄のワイン』 | エルゼが自ら作ったワイン。堕落した神官たちの血を混ぜて作った飲み物。 最も神聖なものをどん底まで汚す時の気分とは、得も言われぬもの。 赤いワインの中には血のついた十字架が入っており、ワインを飲み込む時にチャリンと鳴る十字架の音を聞いていると、それこそ全身に戦慄が走るという。 |
宝物 『汚辱のリップスティック』 | 赤黒いリップスティック。名誉ある死が遂げられなかった者たちの血を固めて作ったものだ。 人間としての誇りを捨て、ただその欲望だけを求める者はエルゼから逃れることができない。 ある意味では恍惚なる死である。彼らはエルゼの消耗品となったことを喜ぶかもしれない。 エルゼが初めて「食事」をとった記念として首に跡を残す時に使う。 |
宝物 『月光のピアノ』 | 満月になった夜、エルゼが血の祝祭を記念して演奏したピアノ。 毎晩激しい喉の渇きに苦しんでいた彼女は、ある村を壊滅させてようやく渇きを鎮めることができた。 彼女が通ったところは空気が静まり、地面は赤い血に染まっていた。 この地の生命はすべてエルゼだけのものとなり、悦びに満ちた彼女は「観客」たちに美しい旋律を披露した。 死体が山積みになっているところに、彼女のソナタが鳴り響いた。 |
ソウルウェポン | ペリオンはエルゼが自分に終わりなき渇きを与えたヴァンパイアを逆に殺し、力を吸収したときに作られた結晶体。当時はその力は微弱で、単なる小さな球体に過ぎなかった。 しかし、エルゼの隠れた才能と出会って終わりなき渇きを解消するために循環する特性を帯び、解消された渇きは貪欲と力となって発現した。 エルゼの渇きは果てしなく大きくなり、姉に対する愛憎までも終わりなき循環の渦の中に宿り始め、ペリオンもエルゼに同調して自分の殻を破り、新たな姿に生まれ変わろうとしている。 |
宿屋セリフ | |
---|---|
冒頭 | 美味しそうな「モノ」がいっぱい…はぁ~ |
あいさつ (加入前) | あなたに楽しい遊びがあるんだけど、どう? |
あいさつ (加入後) | あなた、どこかで見たような…ああ、うふふ…また会ったわね?ふふふふ… |
会話 (加入前) | 何をそんなに怖がってるのよ? |
うふ…血を吸われたらどうしようって思った? | |
約束するわ。あなたは今まで経験したことのない恍惚感を覚えることになる。 | |
会話 (加入後) | ヴァンパイアは魔族とは別の存在。高位魔族はたまに使えるけど、それ以外のやつはみんなダメなの。 |
堕落した血の味って、本当に最高よ…この上なく気持ちがいいわ。アハハッ! | |
プレゼント (加入前) | うふ、こんなのはやめて…その首筋、一度だけ見せてくれない? |
プレゼント (加入後) | こういうセンスもあるのね、ふふ…見れば見るほど可愛いわ。 |
絆セリフ あいさつ | また会えたわね。記念にこれをあげたいんだけど、どう?私を噛んだやつの歯… |
親愛度300 | ふぅん~、あの女…いつまで付きまとうつもりなの。あの女…あの…人…姉さん…会いたい…そして殺したい…アハハハッ! |
親愛度600 | 前に言ってたヤツね、自分の血を人間に移していたのよ。意志が込められていないままだと、いくら私たちの血を持っていたって無駄。つまりそいつが意志を持って、自ら血を抜いて移したってこと。ヤツは一体何をもらったのかしら?殺す前に聞いておけばよかったわ。 |
親愛度900 | あの頃に…ううん、戻るもんですか。アハハッ!こんなに気持ちのいい毎日を捨てて、あの嫌な時に戻る…?絶対、絶対に戻らないわ…でも…それでも戻りたいって思う…一つだけの理由がある…そうよ。あの頃に戻りたいのは…あの人のため… |
ラウディア
名前 | ラウディア |
タイトル | オアシスの踊り子 ラウディア |
性別 | 女性 |
種族 | 人間 |
歳 | 22歳 |
身長 | 169 CM |
誕生日 | 10月11日, 友情の月 |
星座 | 女帝アーシビア |
好きなもの | ライアス、リリア、砂漠の人々 |
嫌いなもの | 人々の苦しむ姿 |
キャッチフレーズ | 黙ってみているわけにはいきません、この美しい世界が破壊されるのを。 |
紹介 | アイギーナ砂漠の流浪の民出身の踊り子。 彼女の踊りは相手の心を溶かし、彼女の鋭い刃は敵をするりと通り過ぎて静かにその命を奪う。 |
背景 | アイギーナ砂漠の流浪の民、トロバティア族は古代の砂漠王国の伝統と宗教の命脈を保ち続けてきた、由緒深い一族である。 ラウディアはトロバティア族長の娘でありながら水の神官ライアスに仕える者で、老いた父親に代わり一族の指導者としての役割を果たしていた。 そこで祈りを捧げていたとき一深い眠りから醒めた神竜ライアスとその妹リリアが現れ、彼女とその一族を守るために神殿の奥に導いた。 その後、トロバティア族を率いるラウディアは砂漠最高の戦士と呼ばれるマウハタ族の族長、ザフィーラと共に砂漠の各地で英雄を集め、魔族を撃退するために動き出した。 |
武器 『砂の囁き アルラーク』 | 砂漠の燃えたぎる情熱を具現化したような希代の宝物。 古代神王の宝物庫にあったと伝わるこの美しい一対の武器は、 振るうたびに美しい風の音、そして香りを放つという。 まるで砂漠の蜃気楼のような、甘美で致命的な誘惑…。 |
宝物 『オアシスのアンクレット』 | トロバティア族のアンクレット。流れの神殿で神竜を喚び出す舞いを踊る時に使われる。砂嵐の苦痛に耐えて偉大な砂漠に選ばれた一人だけが装着でき、一族のリーダーであるラウディアがその持ち主となった。このアンクレットは、儀式を行う前に選ばれし者だけに現れる神聖なオアシスに数日間浸すとその効力が発揮される。 |
宝物 『トロバティアの神物』 | 水の竜を崇拝するための儀式の品々が入っている箱。 装飾の一部は、渇くことのない満たしを意味する「青光のラピスラズリ」の宝石がちりばめられている。 ラウディアの父が最も大切にする物で、トロバディア族を率いる力の持ち主にのみ与えられる。 |
宝物 『魅惑のベール』 | 大陸最高の踊り子にのみ与えられるという伝説のベール。 ベールをまとって踊ると、人々の心は魅了され正常な思考が保てないという。 ラウディアはベールを与えられて以来、得意の悩殺的な踊りで敵を惑わし、ほしい物はすべて手に入れてきた。 |
宝物 『神竜のイヤリング』 | 神竜ライアスがラウディアに授けたイヤリング。流れの神殿でラウディアが神竜のための儀式を行った最後の日、ライアスが初めて目を開けた。 そして、たちまちラウディアの周りに輝く青い水の球体が現れた。 その球体が光を発してラウディアの手の上に置かれると、美しい一対のイヤリングとなった。 これはオアシスの祝福が込められたライアスからのプレゼントで、自分を目覚めさせるために長い歳月苦労してきた彼女への感謝の証であった。 |
ソウルウェポン | カインによってアルラークはソウルウェポンとしての力を手にするはず…だった。 ソウルウェポンとして覚醒したアルラークを受け取ったとき、ラウディアは微かだが心を捕らえる香りをかいだ。 しかし、一連の出来事が一段落した後は、アルラークをいくら振り回してもあの時の香りはしなかった。原因を追求するための数度にわたる試験の後、ラウディアはあの香りを再び引き出すには、アルラークを完璧に覚醒させなければならないことを悟った。 過酷な修練の末、ラウディアは特別な瞬間を迎える。 砂嵐に導かれるように動きがら踊りに夢中にな り、すべてのことを忘れた時、両手から美しい香りが漂い始めたのだ。踊りが終わると、ラウディアは先ほど自分が剣舞の境地に達したことに気づいた。 歴代の砂漠の踊り子の中で最高の踊り子が誕生した瞬間であり、そんなラウディアを認めたアルラークがそれにふさわしい武器として最高の力を発揮した瞬間であった。 こうしてアルラークは単なる魅惑的な香りではなく、標的を完全に惑わせて意識を保てなくする官能的な香りを漂わせるようになる。 いかなる者も逆らえなくしてしまうその香りが、ラウディアの踊りと共に視覚も嗅覚も魅了する。 |
宿屋セリフ | |
---|---|
冒頭 | まあ、興味深いところですわね。どこか、踊れる場所はあるかしら…。 |
あいさつ (加入前) | こんにちは。流れの力が共にありますように。 |
あいさつ (加入後) | あら、来たのね!もう親しくなったんだもの、ため口利いてもいいわよね? |
会話 (加入前) | ライアス様を見かけませんでした?すごく目立つ方なのですが… |
うふふ、私の舞いを一度見たら、もう目が離せなくなりますよ? | |
この美しい世界が壊れていく姿はもう見たくありません。 | |
会話 (加入後) | ここって本当にいいわ、心が落ち着くんだもの。平穏なオーラが流れているわ〜。 |
族長代理もラクな仕事じゃないわよ?一族全員について責任を負うことなんだもの〜。 | |
プレゼント (加入前) | 贈り物、ありがとうございます!今度ご一緒に踊りでもいかが? |
プレゼント (加入後) | ありがと。砂漠の子どもたちにお菓子でも買ってあげようかしら…。 |
絆セリフ あいさつ | まあ、うれしい!ふふ、私に会いにきたのかしら? |
親愛度300 | リリア様とライアス様とも会ったかしら?すごくお優しい方々なのよ、きっとすぐ仲良くなれるわ〜。 |
親愛度600 | あなたから強力な流れの力、運命の力が感じられるわ。勇者とか英雄と呼ばれる者だけが持つ力。 |
親愛度900 | 新しい振り付けができたわ、今度披露してもいい?それとも…私と一緒に踊ってみる?ふふっ! |
ミリアンヌ
名前 | ミリアンヌ |
タイトル | 青の助手 ミリアンヌ |
性別 | 女性 |
種族 | ハーフエルフ |
歳 | 12歳(身体年齢:18歳) |
身長 | 162 CM |
誕生日 | 10月5日, 友情の月 |
星座 | 女帝アーシビア |
好きなもの | ソニア、そして孤児院のみんな |
嫌いなもの | 足の多い虫 |
キャッチフレーズ | うふふ、それではティータイムに致しましょうか? |
紹介 | 青の大魔法師ソニアの助手兼使用人。 雇用主であり、実の姉妹のように仲のいい友であるソニアのためだけに動く。 洞察力と集中力に長けており、短剣で敵の弱点を正確に狙う。 |
背景 | 彼女はソニアの従者であり、孤児院で一緒に育った姉妹のような友人でもある。人間とエルフが住む故郷の村が魔族に襲撃され、その生存者は彼女だけだった。リカルドが彼女を見つけて孤児院に迎え入れた。理由は不明だが、彼女は6歳の時点で目覚しい身体的成長を遂げていた。今では18歳ぐらいに見える体系をしているものの、内面はまだまだ幼い少女のままである。過剰なまでに献身的で純真な性格だが、これはおそらく幼少時の記憶を失った影響なのかもしれない。 |
武器 『終わりなき加速 リベンティーナ』 | 青の大魔法師ソニアが作り出した魔法の装備だ。尋常じゃない速度で飛翔できるよう、魔法による強化が施されている。投げた後は使用者の手元へ必ず戻る、特別な魔法もかけられている。ソニアにとって唯一の家族であり友人であるミリアンヌに対して贈ることができる、最高の贈り物だ。つまり、これはミリアンヌに対する愛情の独特な現れ方として受け止められる。 |
宝物 『努力の証』 | ミリアンヌが使っていた練習用スローダガー。リカルドが作ってくれた。 彼はミリアンヌを初めて孤児院に連れてきた時、彼女のことがとても心配になった。人間とエルフが共存する村で唯一生き残ったこの幼い少女が、成長していくにつれて周りとは少し違う自分に気づき、心の扉を閉じてしまったらどうしようと。そんな時オルベルリアを訪れたソニアは、彼の悩みを打破してくれる非常に頼もしい存在だった。彼はソニアにミリアンヌを預けたいと願い、旅に備えるため少女にこの練習用ダガーを与えた。 |
宝物 『瞬間移動の双指輪』 | ミリアンヌがオルベルの「とても不思議な魔法おもちゃ屋さん」で購入した指輪。指輪には自分とソニアの名を刻んでもらった。二つが対をなすこの指輪には1日に1回、お互いのいる場所へと瞬間移動させる能力がある。ソニアから使ってくることはほとんどないのは、少し残念だが… ただのおもちゃではあるが、ミリアンヌはソニアを守れる手段が増えたことがとても嬉しいみたいだ。 |
宝物 『魔法の粉(電撃)』 | ソニアのオーブから、たまに星くずのように落ちてくる美しい物質を集めたもの。実は、ミリアンヌがいたずらに使うために集めておいたものであるが、その威力があまりにも高く、今では暗殺に使っている。 |
宝物 『奇跡の誕生』 | ミリアンヌの誕生を祝って彼女の母が作った木の葉のネックレス。 母は愛する我が子がエラの村で傷つくことなく幸せに育つことを祈り、木に幸せを呼び寄せるエルフの宝石を施してこのネックレスを作った。 しかし母親の願いは叶わなかった。エラの村は魔物に襲われ、母は自分のエネルギーをすべてミリアンヌのネックレスに込めると消滅した。 ネックレスはリカルドがミリアンヌを見つけるまで保護魔法を展開し、その使命を尽くすと粉々になって消えた。 エラの村で唯一生き残ったミリアンヌを、リカルドはとても気の毒に思った。 そして数年後、彼はロマンに似た形のネックレスを作ってもらい、ミリアンヌにかけてあげた。 |
ソウルウェポン | ソニアがミリアンヌのために作った、魔法装備リベンティーナ。 彼女が雷の力をリベンティーナに注入した時、 彼女の中にあった自分の一部であるバイカルも、新たに生まれるこの武器に共に注入した。 時が経ち、ミリアンヌは多くのことを経験し、学び、感じ、 ミリアンヌのダガーに込められた雷の欠片は彼女と共に成長した。 彼女の感情、経験、そして生きる姿を投影した姿へと変わりながら。 彼女が失った記憶を思い出すための旅に出たときも、 彼女が悪夢に悩まされて夜を明かしたときも、彼女が笑顔で涙をこらえるときも。 雷の欠片はずっと彼女を見守り、共にあった。 いつかは彼女を守れる強大な雷の力となる日を待ちながら… |
宿屋セリフ | |
---|---|
冒頭 | ソニア〜うーん、またいなくなったみたいね。 |
あいさつ (加入前) | あら、こんにちは!元気そうで何よりです! |
あいさつ (加入後) | また来ましたよ〜こんにちは! |
会話 (加入前) | フフッ、カーセルとフレイもよろしくやってるかしら? |
久しぶりに祖父に会おうか、考えているところです。 | |
実は本物のメイドじゃないんですよ。この衣装が好きなだけで…フフッ。 | |
会話 (加入後) | きれいな服を持ってきました!? 私に一番似合いそうな服を選んでみてください! |
フフッ、ソニアと遊びに行ってもよろしいでしょうか? | |
プレゼント (加入前) | あら、ありがとうございます!別に贈り物をしなくても良かったのに… |
プレゼント (加入後) | ありがとうございます!今度、一緒におじい様とご挨拶でもどうでしょうか! |
絆セリフ あいさつ | あっ、おかえりなさい!少々お休みになりますか? |
親愛度300 | このにぎやかな環境、孤児院にいた頃を思い出しますねぇ〜。 |
親愛度600 | お腹がすきましたか?軽食でもいかがですか? |
親愛度900 | この服、かわいくてフリフリだから大好きなんですよ〜。 |
ニア
名前 | ニア |
タイトル | 闇を喰らう眼 ニア |
性別 | 女性 |
種族 | 人間(魔獣の血を持つ) |
歳 | 16歳 |
身長 | 156 CM |
誕生日 | 11月23日, 幸運の月 |
星座 | 名射手ギースラー |
好きなもの | 肉、肉をくれる人、ひざ枕、日光浴 |
嫌いなもの | 野菜、ベスピア帝国の人間、魔族、魔獣、実験されること、寒い日 |
キャッチフレーズ | グルル……おまえのてき……わたしが、ころす……! |
紹介 | 深い南の密林の蛮人部族を率いる若き族長。遠い昔、祖先から魔獣の血、そして石化の魔眼を受け継いだ。 敵を拘束し、めった切りにしてとどめを刺す。 |
背景 | 遠い昔、人間に対して実験を行い人体改造をしていた魔族がいたという伝説がある。彼は多くの魔獣と人間の体を魔法で複製したり、合成したり、作り直したりしたという。そんなある日、強力な力を得た1体の実験体が脱走して人間社会に溶け込み、一つの部族を形成したと言われているが… その部族の長は、代々「石化の魔眼」という特異な能力を開眼すると伝えられている。 稀少な魔獣、バジリスクに呪われた眼に酷似したその魔眼は、見た者をすべて石に変える呪いの力を持っているという… 現在この魔眼を所有している者は、クラカシュ族の若き族長、ニア。 ヒョウのように素早いこの若き猛獣は、祖先の怨念を晴らすために魔族と魔獣を狩っている。 |
武器 『八つ裂きの混沌 ザカドラス』 | 闇の部族、クラカシュの呪術師が魔法で鋳造した、生きている魔獣を溶かして作った特殊な金属。密林最高の鍛冶屋に託されたこの金属は、魔族を処断するための魔の武器として生まれ変わった。呪い、恨み、そして怒りが込められた巨大な一対のクロ―である。 このクローは、クラカシュ族の長を象徴する武器で、祖先たちの怨念を祓い落とす呪術道具である。 若くして族長の地位を受け継いだニアには、まだこの武器に込められた闇の深さは分かっていないが… 深夜眠りにつくと、祖先たちの怨念の声が聞こえるらしい。 |
宝物 『密林の花』 | べスピア南部にあるという奥深い闇の密林。ここはクラカシュ族の家であり、狩り場であり、戦場でもある。帝国の人々は彼らを蛮人部族と称するが…彼らも花を摘んで愛する人に贈る、感性豊かな人間なのだ。 クラカシュ族にとってこの花束は「無事に戻ってきてください」という意味である。ニアの部族民たちが直接作った花束であり、ニア本人が元気である限り絶対に枯れない呪術がかけられている。 |
宝物 『ハンターの贈り物』 | 竜殺し、ヤンヌの威名はオルビス大陸内にとどまらず、べスピア帝国にまで広まった。モンスターハンターとして活躍する彼女は、帝国のある貴族から闇の密林に棲息しているモンスターを狩ってほしいという依頼を受けた。実際のところ、その依頼はモンスター狩りではなく、先住民を追い出して密林を開拓するための帝国の計略であった。何も知らないまま密林に入ったヤンヌを帝国の人間だと誤解したクラカシュ族は、若き族長ニアを先頭に攻撃を敢行したが…ヤンヌの超人的な怪力に制圧され、戦いはあっけなく終わってしまった。その後、話し合いにより事の真相を知ったヤンヌは、許可を得ずニアの地に足を踏み入れたことを謝罪し、和解と友情の証として自らネックレスを作りプレゼントしたという。 |
宝物 『呪術のボーンマスク』 | 呪術の魔獣、プレクトゥレクの頭蓋骨で作られ、魔法的な処理が施されたマスク。ニアは顔を全部隠す伝統的なマスクを嫌い、このボーンマスクを改良して兜のように作った。 ボーンマスクの主な用途は族長の魔眼が暴走しないように結界をかけ、制御しやすいようにすることである。しかし、ニアの魔眼は極めて強力かつ安定的であったため、このボーンマスクは大きな意味を持たなかった。 自分が石化の魔眼を受け継ぎ、青き星に呼びかけられた父を忘れないための物でもある。できるだけ父のボーンマスクに似た形の頭蓋骨を探して製作したという噂があるほどだ。 ちなみに、魔獣プレクトゥレクはゴブリンと遠い親戚だという噂が… |
宝物 『血の安定剤』 | 先祖よりは比較的安定していたニアの血も、時には激しく湧き上がって彼女を暴走寸前にまで至らせたりした。 この特殊な薬は、そのようなニアの状態に気づいたヤンヌがメディアナに依頼したもので、メディアナとレクィナが協力して製作した特殊な毒薬の一種。 毒薬とはいえ魔獣の血だけを攻撃するもので、暴走寸前に一口飲めば状態がおさまるのだという。ただ、この薬には副作用が…飲んでからしばらくは消化機能が低下し、ニアが好きな肉が食べられないらしい。 そのため、ニアはなるべくこの薬を使わないようにしている。 |
ソウルウェポン | 毎晩聞こえてくる謎の声に、ニアは時々目を覚ました。その日も容赦なく聞こえてくる声に眠りにつけなかったニアは我慢できず、声が聞こえてくる方へ足を運んだ。たどり着いたのは、ニアが族長の座についた時に受け継いだ武器、ザカドラスの前。 声の正体を調べるためにザカドラスを持ち上げて刃を眺めていたニアは、その中に宿っていた怨念と目が合った。その怨念はニアと目が合った途端、さらに大きく声を上げて騒ぎ出したが、ニアは静かに怨念たちの叫びに耳を傾けた。ニアは何日もの間彼らの話を聞いてやり、彼らが望むことを叶えてあげると約束した。 ちょうどその時、ニアの命を狙って辺りをうろついていた魔族がニアの警戒が緩んだ隙を狙って奇襲を試みたが、ザカドラスから飛び出してきた巨大な手によって阻止されてしまった。 ―この子は、我らの怨念を晴らしてくれる唯一の人間。貴様ごときが手を出せる人間ではない! 一瞬で魔族を退治したザカドラスから現れ出た怨念は、驚いた顔で自分を見上げているニアを見た。 |
宿屋セリフ | |
---|---|
冒頭 | グルル…ニンゲン…いっぱい… |
あいさつ (加入前) | …クン…クンクン?やみと…ひかりの…ニオイ… |
あいさつ (加入後) | クンクン…なつかしい…ニオイ。 |
会話 (加入前) | …ごはん…いつ…? |
ハラへった…ハラへった…かりの、じかん… | |
グルルッ…ほしょくしゃのニオイ…どこから…? | |
会話 (加入後) | かりは…たのしい。おもいきりうごける…から。 |
ほねのマスク…ざいりょう?へへ…キモチワルイけどかわいくて…はながながくて…つのがある、えもの… | |
プレゼント (加入前) | …これ…たべられない… |
プレゼント (加入後) | こんなの…ほしくない…にく…ちょうだい…ん?にく…かえるの!? |
絆セリフ あいさつ | クンクン…ごはん…いっしょ、たべる…? |
親愛度300 | にく…もってきた?にく…スキ。おいし… |
親愛度600 | まぞく…わたしのそせんに…じっけん、して…まじゅうにした…ワルいヤツら… |
親愛度900 | ゴロゴロ…アタマなでるの…はんそく…ふへへ… |
キベラ
名前 | キベラ |
タイトル | 強欲の刃 キベラ |
性別 | 男性 |
種族 | 人間 |
歳 | 27歳 |
身長 | 186 CM |
誕生日 | 5月5日, 希望の月 |
星座 | 大盗グラハム |
好きなもの | 魔剣、からかい甲斐のあるバカ、風情ある景色 |
嫌いなもの | 虫、苦い食べ物、予言や占い |
キャッチフレーズ | ハハッ!スキだらけだぜ~? |
紹介 | 何本もの魔剣を熟練した手さばきで操る、稀代の魔剣士。 魔剣や強力な剣を目にすると、なんとしても手に入れようとする病的なほどの執着心がある。 愛用する3本の魔剣で敵を華麗に斬りふせる。 |
背景 | いつもニコニコと笑みを浮かべている東方出身の魔剣士。 東方出身であること以外にキベラについて分かっていることは、上品さが見え隠れする端正な顔立ちとは異なり、食の好みが安っぽいということ、剣術に優れた才能を持つこと、魔剣に対する病的なまでの執着心だけであった。 常識のある人ならば、魔剣の持つ「邪悪な力」がもたらす呪いと悲劇を恐れて、それなりの覚悟がなければ魔剣を手にしようとはしないのだが、彼は魔剣の持つ「邪悪な力」の悲劇など恐れもせずに、平然とした様子で呪われた魔剣を手にする。 少しでも気に入った魔剣を発見すると、何があろうと必ずそれを自分のものにして見せると言わんばかりの欲深い目つき。損得も考えずに命をも賭けて剣を手に入れようとする狂気的なまでの執着に、人々は「剣に惑わされた鬼のようだ」と言って彼を避けた。 彼の魔剣収集が力を得るための執着なのか、それとも単なる収集癖なのかを解き明かす方法は、どうやらなさそうだ。 |
武器 『暗夜の魔剣 夜天&暗影&ベール』 | キベラは、剣のコレクターという悪名を証明するかのように無数の魔剣を所持している。そんな彼が数多くの魔剣の中でも特に重用し、常に懐にしのばせてよく使っている剣が「暗影」「夜天」 「ベール」である。 魔剣「暗影」は、キベラが帝国にやってきた時から所持していた東洋式の魔剣で、暗影の本質は魔族侵攻よりずっと遠い過去から東方大陸を恐怖に陥れた悪鬼の伝説にある。人に危害を加え、同族である妖怪すらも間食扱いしていた悪鬼を討伐するため、8人の人間と妖怪が連合を組み、三日三晩死闘を繰り広げた末、悪鬼は2本の剣に封印され、それぞれ魔剣「暗影」、魔剣「明隠」と呼ばれるようになる。 悪鬼を封印した魔剣は、連合を取り仕切っていた「連」家を継承する2人の当主によって、封印された悪鬼を監視する使命と共に代々受け継がれてきたが、10年ほど前に天才たちと呼ばれ新たな当主として台頭する連家兄妹の継承式の日に、一族の重役たちが一斉に皆殺しにされる残酷な事件と共に消失してしまった。 また、天才と呼ばれていた2人の兄妹もその日に同時にいなくなったため、その兄妹が魔剣に魅せられてしまったのではないかと不吉な噂が広まる。 事件後、連家の現当主は一族の宝剣を必死に探し回ったが、結局見つけることはできなかった。そして時は流れ…魔剣「暗影」だけが、キベラと共に姿を現した。 魔剣「夜天」は月の加護を受ける大妖怪の力が込められており、陰の魔力を放つ魔剣。東方において夜天といえば、流戸山一帯の妖怪を網羅する大妖怪「流戸山の主」が思い浮かぶ。 キベラの師匠でもあった流戸山の主は、魔剣「夜天」と共にしばらくの間姿をくらましたが、夜天だけはベスピア帝国皇帝の補佐官、イドリアンが所持していると明かされ、キベラと行った取引の代価として差し出された。 皇帝の補佐官がどんな事情で師匠の剣を手に入れたのか、師匠の行方を知っているのか、何が目的なのかは分からなかったが、師匠と縁のある強力な魔剣をどうしても手に入れたかったキベラは、イドリアンの提案を受け入れて帝国軍ハウンド部隊に入隊することとなる。 魔剣「ベール」は、太陽の光を宿した宝石から力を吸い上げ、陽の魔力を放つ魔剣。フルスが命じた魔族占領地の捜索任務中に対時した魔族の指揮官が使っていた剣だ。 剣の持ち主である魔族の指揮官は強力な力を持つ高位魔族だったが、より強力な力を欲して自分よりも格の高い魔剣ベールに固執し、自らの我執によって分不相応の剣に侵食されて自我を失ってしまう。剣に翻弄される操り人形となった魔族の指揮官が遺跡を無差別に破壊すると、ハウンド部隊全員が飛びかかってようやく制圧できた。 本来の任務である遺跡の捜索を後にし、キベラは高位魔族すらも支配してしまう魔剣ベールを「正当な報い」だと主張し、剣にそれほど興味がなかったミトラと、自分好みじゃないからと快く無関心を示すパンシローネ、任務を優先していたクロウの同意を得てようやく、この魔剣ベールを手にした。 |
宝物 『使ってないキセル』 | 東方式のキセル。 長く使われていたのか、かなり古びている。 キセルを持っているキベラは非喫煙者な上、タバコの臭いはうんざりだと言っているが… では彼が持っているキセルは誰のものなのか、小さな疑問を芽生えさせる。 古びてはいるものの、管理を怠っていなかったためか、今すぐにでも使えそうなほど最適な状態を保っている。 「キセルを使ってみたことは?」という質問に対し、キベラはふと懐かしむような表情を浮かべ、使ったことはないが、吐いた煙が狐火のような形で広がってきれいだと答えた。 |
宝物 『玉で作った装身具』 | 東方の文字が彫られた装身具。 刻まれている文字は東方式の名前で、その意味や読み方を教えてくれなかったため、何が書かれているのかは分からない。 初めて見る物に興味を持ったミトラとパンシローネがしつこくその使い道を聞いてようやく、身分を証明する号牌であるということと、特別な呪術がかかっていて何かから守ってくれる効果があるということを教えてくれた。 キベラ本人の物なのか、他人の物を所持していたのか聞いてみたが、ニコッと笑って「さぁね~」という曖昧な答えで2人の神経を逆なでし、怒らせた。 ミトラとパンシローネはヤツは汚い性格だと言って散々悪口を言いながら去っていったが… ただ単に、昔の話をしたくなかったのかもしれない。 |
宝物 『特製魔力オイル』 | 魔剣は、持ち主の魔力の残滓や斬り殺された者の恨みのような呪いが蓄積し、普通ではない方式で錆びついていく。 その普通でない残滓を、普通の方法では取り除けないのも当然のことである。いくら入念に管理していても、剣の刃は錆つき、魔剣が秘めていた力は次第に漏れ出していく。 自分の剣をこれでもかと言うほど大事にしていたキベラは、特別な剣の管理法で苦心していたところ、マゴス・レ・フラームのバランセが試験用に作った特別な魔力オイルを持っているという情報を耳にした。 1週間ぶっ通しで、毎日しつこくバランセの横で訴え続けてようやく、彼女が押しつけた面倒で危険なお使いをすべて完遂することを条件に、マゴス・レ・フラーム特製魔力オイルの調達を約束してもらう。 |
宝物 『呪われし掛け軸』 | 呪われし掛け軸にかかっている絵は、いつもその内容が変わり、ある人は崩れていく海岸の村を、またある人は深い山奥の別天地を、そしてある人は真っ黒な虎の口の中を目にし、その虎の口の中を見た者はそのまま虎の餌になってしまうという噂があった。 噂の呪われし掛け軸は様々な人の手に渡り、まだ小さかったキベラの初めての退魔の対象となったが、次々と変わる絵の中の風景が気に入った彼は、呪われし掛け軸を処理せずに、自分のコレクションとして置いておくことにした。 一族のもとを去ることとなった彼が持っていけなかった物を、まだ東方に留まっていた時に妖怪たちの夜市で発見した。 これもまた運命だと思ったキベラは、同行していた師匠の財布をすっからかんにして、再び呪われし掛け軸の持ち主となった。 |
ソウルウェポン | 暗影に眠る半分の妖怪は、離れてしまったもう半分とは異なり、持ち主を少しずつ蝕んでいった。暗影は人と妖怪の間の曖昧な境界に立っているキベラが完全に同化して妖怪になることを企み、流戸山の主が現れるまでは着実にその段階を踏んできた。 一族から逃亡し、行くあてもなく山の中をさまよっていた幼きものを気の毒にでも思ったのか、流戸山の主であり大妖怪だった白夜は、キベラをかくまい、彼を蝕んでいた暗影の力を抑える方法を教えた。 持ち主を宿主とし、自由を取り戻そうとしていた暗影の計画を妨害したのである。 キベラもこのまま大人しく暗影に呑み込まれたくはなかったため、その時から無数の魔剣の魔力を利用して、自分の力を成長させようと決心し、大陸のいずれ劣らぬ数々の魔剣を収集し始めた。しかし、惜しくも彼があらゆる方法で手に入れた数多くの魔剣の魔力は、自分とうまく調和できないまま力が弱まっていき、結局キベラは無意味な強奪ばかりを繰り返す日々を過ごす。 さらには、最近の取引の代価として「夜天」を手に入れた後は、魔力のバランスが陰の方向へと急激に傾いてしまい、彼はますます妖怪に近づいていた。状況がここまで深刻になっているにも関わらず、彼に取引の見返りとして夜天を手渡した帝国の皇帝補佐官は、柔らかな笑みと共に「これからお前のものとなる剣が役に立つだろう」という謎の予言だけを残していった。 補佐官の予言はいつものように忘却の彼方へと追いやったまま、彼はより早く、より貪欲に、無我夢中で魔剣の強奪を繰り返した。会わなければならない人がいたから、聞かなければならない答えがあったから、絶対に…絶対にヤツに呑み込まれ、剣に操られるだけの妖怪になるわけにはいかなかった。 ある日、彼は遺跡の探査中にずっと欲しかった剣と対時することとなり、誰よりも速く駆け寄ってその剣を手に握った。 目の前に立ちはだかる敵も味方も関係なく倒し、まるで自分に手振りをするかのような魔剣を砕けそうなほどに握ってようやく、自分が聞いたあの予言の答えを得ることができた。 魔剣ベールの中で溢れ返る程に流れていた陽の魔力は、夜天の陰の魔力と巨大な波のように混ざり合って渦となり、調和することのなかった魔剣の力が融合してついにひとつの力となり、それはすぐにキベラのカとなった。 あまたの魔剣と夜天、ベールの力を得たキベラは暗影の持つ本来の姿を引き出し、意のままに操れる巨大な力を得ることとなった。 |
宿屋セリフ | |
---|---|
冒頭 | へーえ、まぁまぁ悪くない宿屋だな~ |
あいさつ (加入前) | また会ったな?いい感じの魔剣を持ってる奴を見かけたら、ぜひ知らせてくれ。いいな? |
あいさつ (加入後) | 来たのか。何か食うか?俺がおごってやるよ~ |
会話 (加入前) | ハウンド部隊はおっさんの下に3人いるんだけど、小隊長も3人なんだよ。 |
まったく、補佐官サマは面倒なヤツだよ~ | |
そろそろカラーリング剤を買わないとなぁ。赤い髪ってイカすだろ? | |
会話 (加入後) | おっさんはかなり怖いからな、何かミスったらすぐに謝った方がいい。俺?俺は…状況次第。 |
ウチの部隊の間抜けども?結構気に入ってるよ。バカは見てると楽しいからなぁ。 | |
プレゼント (加入前) | くれるのか?ふむ…剣なら何でも好きってワケじゃないんだけどね~ |
プレゼント (加入後) | これはこれは…なんてつまらないモノを… |
絆セリフ あいさつ | 俺は姉さんのようにヤツには通用しな…あ、お前…今の聞いてた? |
親愛度300 | いい魔剣を見つけたら、とりあえず売る気はないか交渉してみろよ。売らないって言うんなら…まぁ…うん…ハハ。 |
親愛度600 | 縁ってやつは悪縁にしろ良い縁にしろ、自分の意志とは関係なく繋がってしまうものだ。だから面倒なんだよ。 |
親愛度900 | 帰る場所は…もう、他人の家になっちまったからな。 |
グレモリー
名前 | グレモリー |
タイトル | 蹲る災悪 グレモリー |
性別 | 女性 |
種族 | 魔族 |
歳 | ??? |
身長 | 156 CM |
誕生日 | 11月11日, 幸運の月 |
星座 | 名射手ギースラー |
好きなもの | 昼寝、何もしないこと、フカフカの布団、罪の果実:ホット&スパイシー |
嫌いなもの | 仕事、動くこと、起きていること、同じ言葉を3回以上繰り返すこと |
キャッチフレーズ | めんどくさ…皆死んじゃえばいいのに。 |
紹介 | 魔界からやってきた太初の五魔族の一人。 動くことが面倒で、キューブの上から滅多に降りてこない。 |
背景 | 破壊と混沌を繰り返す女神は、循環の完全なる終結のために自分の片鱗を切り落として太初の魔族と呼ばれる存在を創り出した。 その中でも一番最初に目覚めた破片、グレモリーは、災いの化身でありがら生まれ持った怠惰さで不本意にも物質世界の平和に貢献してきた。寝返りを打つだけで物質世界を崩壊させるほどの災害を作り出せる存在が、動くことが面倒くさいという理由で小さな破片だけで行動していることは、命を持つすべての生き物にとっては幸運なことだったが、循環の終結を望むレアの意図とは違う方向に作用していた。どのみちグレモリーにとって循環の終結はさほど重要な問題ではなかった。せっかく手に入れた自我と暮らしを循環の歯車に無理やりはめ込む理由などどこにもなかった。しかも、物質世界にはフカフカの布団と刺激的な味のお菓子、奇妙な想像力が詰まった創作物の誘惑であふれている。怠惰の塊とも言えるグレモリーにとって、このような甘い誘惑は彼女をさらに怠けさせた。 彼女は動きやすいように小さく切り取った小柄な体で柔らかいソファーに横たわったまま今日も呟く。 「仕事…やるつもりではいるよ…甘くて殺伐な爆笑機動隊の続編が出た後にね…」 |
武器 『煉獄を仄めかす扉 ピグリティア』 | 魔族は魔界から物質世界に移動すると、その力と性質に合わせて魔界での姿とは違う姿になる。力なき下っ端たちは自分の姿を決めることも、自ら自我を形成することもできなかったが、女神の片鱗のうちの一つだったグレモリーには関係のないことだった。力のある魔族なら誰でも自分の好みと意志に沿った姿に変わることができるが、グレモリーの場合は本来の姿があまりにも巨大だったせいか、いくら縮めても物質世界の山の一つは軽く超えるほどの大きさになってしまった。もとから動くことが嫌いなグレモリーにとって、物質世界では厄介なだけの巨大な体は、動くたびにかなりの努力と覚悟が要求された。あらゆる面倒に耐え切れなくなったグレモリーは結局、本体は魔界に残したまま小さな破片を作って物質世界へ送ることにした。 元の体より遥かに動きやすくなった小さな体を手に入れたが、怠惰の身であることを証明するかのように、グレモリーは漫画のページをめくることさえ自分の手ではなく使い魔にさせてきた。面倒な雑用は使い魔たちに押しつけ、いつでも彼らを簡単に呼び出せるように自由に魔界へ行き来するための手段として一つのキューブを作り出した。ならば使い魔はどこから来て、キューブの中はどこに通じているのだろうか?キューブは魔界にあるグレモリーの本体と繋がっていた。巨大な存在の腹の中には神秘的で奇怪な生態系が存在している。使い魔たちはグレモリーの腹の中で生きている小さな魔族だった。彼女の腹の中は魂を呑み込んで炎で燃やす、うめき声と苦痛に満ちた形なき地獄の姿をしている。 …一歩間違えれば地獄行きのとてつもない武器だが、グレモリーはどこでも横になれる心地よいべッドフレームとして使っている。 |
宝物 『フカフカ枕』 | フカフカで柔らかい手触りの枕。 横になればすぐにでも眠りに落ちてしまいそうだが、どこか不吉な魔力も感じられる。 細い糸で作られた柔らかい感触の枕で、「無人島に行くなら何を真っ先に持っていきますか?」という質問に「枕」と即答するほど愛用している。 カバーのデザインはグレモリーが自ら考案したもので、物質世界に呼び出すことが面倒な巨大なお気に入りの使い魔の姿をイメージ化したものである。 言うまでもなく枕の材料として使った布は普通の素材ではない。消えた夢魔の女王が厳選した悪夢からなる布で、不在中の女王の代わりに夢魔たちを保護する条件で受け取った上物である。平凡な人間は枕を見るだけでも不吉さにめまいを起こし、横になった瞬間、悪夢の中に閉じ込められて永遠に苦しむ魂となってしまうため、誤っても横にならないように注意すること。 |
宝物 『モグモグごはん』 | グレモリーにとって使い魔たちは聞き分けの良いペットに過ぎない。 彼らの仕事と言えばグレモリーの代わりに部屋掃除、キューブ拭き、有名な製菓店の限定商品を早朝から並んで手に入れること、漫画のページをめくること、お菓子の袋を開けることくらい…何ら価値もない雑用である。 グレモリーは彼らをかわいがるわけでも、愛情を注ぐわけでもなく、ただただ面倒なおつかいをこなしてくればそのたびに「よくやった」と一言言うだけだが、使い魔というものは結局グレモリーの足元にも及ばない存在なのだ。いつ消えてもおかしくない弱い存在たちに名前を付けてくれただけでも感謝すべきである。そもそも魔族の情というものは人間が思っているものとは違う形をしているため、使い魔と主人という関係も人間たちからするとまったく理解しがたい姿をしているのだろう。 そんなグレモリーも主人の義務は忘れていないのか、特別なエサ入れを持ってきては物質世界に呼び出した使い魔たちに食事を与え続けている。 |
宝物 『外出用ケージ』 | 使い魔たちは普段グレモリーのキューブで物質世界と魔界を行き来しているが、いつまでもキューブのような巨大なものを開け閉めしてはいられないため、グレモリーが特に面倒くさがる時は仕方なく使い魔専用のケージを使っている。シャミーラの邪悪な計画への加担や、魔王軍の新たな戦力が必要な時など、いつどこで新しい使い魔をよこせと言ってくるか分からないため、グレモリーは常に何匹かの使い魔をケージに入れて万が一に備えている。いちいちキューブを開けなければならない面倒くささから解放されるために… また、使い魔たちが物質世界に抜け出してきたことに心を躍らせ勝手に出歩くことを防ぐため、魔法のかかった布で覆われたケージは周りの魂を吸い込んで閉じ込める力を持っている。物質世界の人間がむやみに接近してケージの布をめくると、そのまま閉じ込められてグレモリーの手に落ちてしまうため、奇妙模様の布をむやみにめくってはならない。グレモリーは…自分の使い魔がちゃんと入っているか、他の物が閉じ込められてはいないかを確認もせずにキューブに押し込んでしまうのだから。 |
宝物 『罪の果実:ホット&スパイシー』 | セルヴァ商会のお菓子の中で爆発的人気を誇る商品。 刺激的な香辛料と、舌と腹の中がヒリヒリする辛味を一度味わうと、苦痛にのたうち回りながらもなぜかまた食べたくなる妙な中毒性を持っているポテトチップスである。一般的なセルヴァ商会のポテトチップスとは違い、ホット&スパイシー味は限定商品のため数量も限定、期間も限定である。販売開始から5分もたたずに売り切れ、みんな内臓を苦しめる刺激的な痛みなど気にもせずにバクバクと食べてしまうせいで、ルア修道会に担ぎ込まれる患者数も毎年増えているという…まさに罪の果実である。その罪の味の魔の手からはグレモリーも抜け出すことができなかった。 気だるいグレモリーの目をバチッと覚ますほどの刺激的な味にグレモリーはすっかりハマってしまい…使い魔たちを総動員して毎回販売される期間限定の数量の半分を買い占めている。おかげで今は完全にその味に慣れ、漫画を読むたびにその刺激を楽しみながらつまんでいる。 |
ソウルウェポン | 物質世界に現れたグレモリーは、魔界に存在する本体の一部にすぎないが、それがグレモリーの力を弱めたり、新たな危険を呼び寄せるなどの問題を起こしたりはしなかった。 一部ではあるが太初の魔族は破壊の女神レアの片鱗からなる存在。しかも、グレモリーの本体は魔界でも巨大な存在であった。レアの啓示があれば、グレモリーはさっさと面倒な啓示を片付けて寝るためにも自分の本体を引っ張ってくることくらいは瞬時にできる力を持っていた。そうしないのは物質世界で怠けた毎日を過ごすことに満足し、物質世界の遊び道具をすぐに失いたくないからである。 そのため、今すぐ物質世界を災害で破壊しろというレアの気まぐれな啓示がない限り、グレモリーは小さな体に合った小さな姿で小さくか弱い物質世界の生命を脅かすだろう。グレモリーの立場では仕事をサボっていることを指摘されるわけにはいかないため、テキトーにそぶりをしているだけなのだ。もちろん、本来の姿よりはるかに小さくなったとはいえ、小さな命からすればグレモリーの小さな体が引き起こした現象は相変わらず恐ろしい災害であることに変わりはない。 |
宿屋セリフ | |
---|---|
冒頭 | ふぁあ〜 |
あいさつ (加入前) | (起こしたら殺すというメモがフードのファスナーについている) |
あいさつ (加入後) | なに…?後にしてくれる?…私もう寝るから… |
会話 (加入前) | ムニャ…仕事…ムニャ…嫌だな… |
ううぅ…5分だけ… | |
ルシ…ムニャ…あんたが…やって… | |
会話 (加入後) | 休むためにある場所で休んでなにが悪いの? |
仕事は弱い奴らのやることだよ。 | |
プレゼント (加入前) | (プレゼントは横のテーブルに置いていけと書いてある) |
プレゼント (加入後) | もう邪魔しないでくれる? |
絆セリフ あいさつ | …うん?もう顔くらいは覚えてるよ。 |
親愛度300 | 沈黙は良い兆しだよ。仕事をしなくてもいいからね… |
親愛度600 | 他人事に口を挟むのは嫌だけど…頼まれたからには仕方ない… |
親愛度900 | 啓示を受けたら働くしかない。魔族として生まれた以上、あの女の言葉に逆らうことはできないから… |
リピネ
名前 | リピネ |
タイトル | 銀月の剣士リピネ |
性別 | 女性 |
種族 | ダークエルフ |
歳 | ??? |
身長 | 163 CM |
誕生日 | 9月30日, 真実の月 |
星座 | 審判者レイヤン |
好きなもの | 兄、ブラックエッジの仲間、本、そして書き物 |
嫌いなもの | 人間(特に身分の高い人間)、魔族 |
キャッチフレーズ | 仕事…?いいよ、任せて。 |
紹介 | 異世界からやってきたダークエルフ。 兄のリヒトといつも一緒に行動している。 |
背景 | 異世界のオルベルからやってきた次元の異邦人。ダークエルフが人間によって迫害を受けている世界からやってきたリヒトとリピネ兄妹は、種族差別の少ない異世界のオルベルで混乱していた。リピネは様々な種族が協力しながら生活している様子を目の当たりにし、自分が元々生きていた世界もこうなってほしいと思うようになったがその前に元の世界に戻り、やるべきことがあるということを分かっていたため、本来の世界に戻ることを望んでいる。 |
武器 『銀月の翼 クララフェオン』 | 黒月の翼ノクティフェウスの姉妹剣。過去にダークエルフの王国を救った英雄が振りかざしていたと言い伝えられている双剣のうちのひとつだ。銀光の月の力を秘めているこの長剣は、ダークエルフ固有の月光魔法の粋とも言える宝物の中の宝物だ。名もなき英雄の剣は、再びダークエルフの王国が危機に瀕した時に現れるという伝説があるが、その持ち主を決めるのはダークエルフ王家の意志だという。しかし、100年前の魔族戦争以降はダークエルフ王家も衰退したため、剣が現れることはないと皆が思っていたが… |
宝物 『選択の岐路』 | 幼い頃から本が好きだったリピネ。そんな彼女は文才もあったため、リヒトは初めて大金を手に入れた時、彼女に高級なペンをプレゼントした。もし剣の道を諦め、別の道へ進むことになったらこれを使えという意味で…しかし、結局彼女は剣の道を諦められず、余り時間に時々書き物をする。自分が経験し、学んだことを文章にして言葉では表現しにくいことを他の人々へ知らせるために。 |
宝物 『ささやかな幸せ』 | 過去にリヒトとリピネの両親が好きだった花。お母さんが特に好きだった花であるヒヤシンスの咲く季節には、いつも家に生け花が飾られていた。両親が亡くなった後、リピネは命日にはいつも新しい植木鉢をーつ買ってきて家に飾っている。両親を忘れないためだけでなく、あの日に起きた出来事を忘れないという決意も込めて… |
宝物 『思い出の童話本』 | 幼い頃、リピネがよく読んでいた童話本。幼少時代、逃亡者だった頃に失くした本だったが…大きくなってから古本屋を時々訪れていた彼女は、昔読んでいた童話本と同じものを発見し、思い出に浸った末に本を買ってしまった。彼女はその後もずっとその本を持ち歩いたり、時々読み返したりしていた。時には仲間から「なぜそんなに古びた本を持ち歩くんだ、捨てたほうがいいんじゃないか」と言われることもあるが、それでも彼女はそれを捨てられなかった… |
宝物 『リピネ:思い出の料理』 | 両親を亡くしたリヒトとリピネは子供の頃から逃亡者として生きてきた。その当時はちゃんとしたこはんを食べることも難しく、簡単なパンや果物などを盗んで食べることが普通だった。しかしある日、心優しく偏見のない商人がくれた食材でリヒトとリピネは簡単な料理を作った。その日の食卓は今でも二人にとって思い出のメニューとなっている。リピネは分厚い焼き鮭を作り、その上に酸味の効いたガーリックレモンソースをかけて食欲をそそらせた。 |
ソウルウェポン | ダークエルフの伝説によると、銀月の翼クララフェオンは純粋な月光を数百年間かき集めて力を蓄積してきた剣だと言われている。名も知れぬ職人が作ったこの剣は、王家の意志によって救世の英雄を選び従う。そして危機が消え去ると、再び行方をくらますと言われている。その剣に込められた白銀の光は、王家の愛と慈愛そのものであると言われているほどであり、人を惑わすほどに美しいと言われている。 それほどまでに素晴らしい剣がリピネを主として選んだ理由は彼女自身も知らないことだったが、彼女という存在の尊さ、そして彼女の魂に込められた可能性を銀光の剣は全て把握していた。そのため、ダークエルフに対する直接的な危機が消え去った後も、クララフェオンはリピネのもとを離れずに彼女が元の世界に帰還する日まで共にすることにした。彼女の傷だらけの過去と、これから起こるであろういばらの道のような未来の痛みを少しでも和らげることができるように… |
宿屋セリフ | |
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冒頭 | …人間の多い場所は、居心地が悪いわ。 |
あいさつ (加入後) | …あら?ここでまた会ったわね。 |
会話 (加入後) | この世界は…なんだか穏やかで、暖かい感じがする。 |
リヒトは…来てた? | |
プレゼント (加入後) | ありがとう。うん…大事に使わせてもらうわ。 |
絆セリフ あいさつ | …今日は暇みたいね?ゆっくり休んでいくといいわ。 |
親愛度300 | 人間があまりいない日はこうしてお茶を飲みに来るの。 |
親愛度600 | 仕事がない日は…のんびり本を読むのも悪くないわね。 |
親愛度900 | 書き物は…楽しいけど、最近はそんな余裕もないの。 |
グラディ
名前 | グラディ |
タイトル | アリーナの野獣 グラディ |
性別 | 男性 |
種族 | 獣人(シラソニ) |
歳 | 27歳 |
身長 | 184 CM |
誕生日 | 8月30日, 活力の月 |
星座 | 征服者カンダラー |
好きなもの | またたび、強い相手! |
嫌いなもの | いっつもブルーな奴、気迷いの多い奴 |
キャッチフレーズ | 俺と一緒なら安心だな! |
紹介 | オルベルの決闘場を制覇した男で、その強さを畏怖した人々は彼を「決闘場の獣」と呼ぶ。彼の戦闘技術はすばらしく、敵を一瞬のうちに粉砕する。 |
背景 | オルベルの決闘場を制した男。覇者の座に座る者として、他者から畏怖されている。人々は彼を「野獣の拳」と呼ぶが、彼は楽観的で率直な明るい男である。彼の戦い方を見ればわかるとおり、彼は大胆不敵かつ、どんなことでも迷うことはない。決闘場の覇者となった後、グラディは決闘場ショップを運営する権利を要求した。どうやらその目的はマタタビを独占するためらしい。不思議なことに、その集めたマタタビを売るつもりは一切ないようだ。 |
武器 『獣の拳 マストラ』 | グラディのために特別鋳造された一対の篭手で、オルベル決闘場の覇者としての証でもある。数百年前に戦神と呼ばれていた男が使っていた篭手から製作されたと言われている。この篭手は敵を叩き潰すことに特化しており、着用者の力を大きく増大させるのだが、使用時の肉体的消耗があまりにも激しく、常人にはとても扱えない代物だ。桁外れの柔軟性を持つ者か、一撃の重みに耐えられるほどの体力を持った者でなければ、この武器の使用は自殺行為に等しいだろう。それにもかかわらず、グラディはこの武器を問題なく使いこなせるほどの実力者だ。 |
宝物 『辛抱不可の羽』 | 拳を止められない! 目の前にちらつくあの正体不明の羽は、グラディの集中力を限界まで引き上げ、異常なスピードで打撃できるようにする。羽を見る時、彼が余計に楽しそうに見える理由は一体… |
宝物 『マタタビ箱』 | 身体能力を飛躍的に向上させたいなら、マタタビは欠かせない。 そう、ほかの物ではなく、このマタタビである。他の人には噛んでも、なめても、吸っても効果のないマタタビだが、なぜかグラディにだけは抜群の効果を見せる。 |
宝物 『チャンピオンの月桂冠』 | オルビス大陸で最も強いウォリアーに与えられる月桂冠。4年ごとに開かれる大会で優勝した者にしか与えられず、この月桂冠を持つ者は、神の武力をしばらく借りることが出来ると言われている。 |
宝物 『闘志の圧迫包帯』 | 怒ったグラディが本気になって敵をぶっ飛ばすことを決心した時に手に巻く圧迫包帯。 昔、グラディの師匠がプレゼントしてくれたものである。 彼が決闘場ショップの仕事を始めてからはほとんど目にすることはないが、稀に自分の実力に見合わない武器をよこせと減らず口をたたく厄介な客や、自分が尊敬する闘神の名誉をおとしめるヤツが現れると、包帯を取り出す。 普段は豪快に笑いとばす彼だが、黙って包帯を巻く彼の姿を見たならば… その日があなたの最後かもしれない。 |
ソウルウェポン | 決闘場を制覇して大きな報酬をもらったグラディには、ひとつ気がかりなことがあった。優勝の印として受け取ったマストラから、異質なものを感じ取ったのだ。自分は確かにマストラを自由自在に扱っていると思っていたが、むしろマストラが自分の動きに「合わせている」と感じていた。グラディはこの問題の答えを見つけるためにマストラを目の前に置いて悩んでいる内に、うっかりして眠ってしまう。 夢の中で、自分を見つめる1体の巨大な獅子。なぜだか分からないが嬉しくて手を振り挨拶をしたが、返ってきたのは冷たい一言だった。 ―準備もできていない青二才が何を喜んで挨拶などしている? 獅子の一言に気分を害したグラディはどういうことだと問い返してみるも、「答える必要のない質問だ」と冷笑するだけだった。自分をあざ笑う獅子と戦ってでも答えを聞くためにグラディは決闘を持ち掛け、長時間戦った末にグラディはついに獅子を倒すことに成功する。 ―そろそろ俺の質問に答えてほしいんだけど? ―その質問もやはり答える必要はない。 獅子の意味深な返答と共に、グラディは夢から覚めた。あまりにも鮮明な内容だったので、不快な気持ちが簡単には消えなかった。雑念を払い除けるためにもう一度マストラをはめて拳を振り始めたグラディは、夢の中で獅子が言っていた最後の言葉を理解するまでに、そう長くはかからなかった。 |
宿屋セリフ | |
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冒頭 | うーむ、まだマタタビの匂いが残ってるな… |
あいさつ (加入後) | よぉ、元気にしてたか? |
会話 (加入後) | このマタタビさぁ…すごくいい匂いだよな…ハハッ! |
おい!決闘場の外でお前と会うと意外だな! | |
プレゼント (加入後) | ヒューッ!結構太っ腹なことをするんだな。 |
絆セリフ あいさつ | おう、お前か!こっちに来て座りなよ! |
親愛度300 | ハハッ!この拳で相手を叩きのめしたあの瞬間は…本当によかったぜ! |
親愛度600 | 俺は、自分の部族の中でも素早くて強いほうなんだ。あそこの連中は元気にやってるかな… |
親愛度900 | 俺からマタタビを買うヤツがいなくても、俺がこのマタタビを買い占めてるのが不思議か?ああ、自分で使うからさ! |
決闘場 | 決闘場ショップへようこそ!いいもん揃ってるぜ! |
ここは決闘場ショップだ 溜め込んだ名誉を交換してやるぜ! | |
いらっしゃい!何か買ってくか? | |
たまには俺も冒険に出てぇけどな!ハハハ! | |
安くしてやっからよ、買え買え | |
おい、冷やかしか?潔く買ってけ | |
おい、俺じゃなくて商品を見ろよ | |
まいど!他のも見てけよ | |
罪悪感はいらねーぜ、遺品は置いてねぇからな ハハハ! | |
プレゼント (親密度アイテム) | 贈り物ってのは気持ちがすべてだ。値段じゃない! |
ん?俺にか?ハハッ、ありがとな! | |
俺への贈り物か?こりゃいいな! | |
ええっ?マジで俺にくれるのか? |