ラクラック
名前 | ラクラック |
タイトル | 大砲持ちの狩人 ラクラック |
性別 | 男性 |
種族 | 人間 |
歳 | 19歳 |
身長 | 120 CM |
誕生日 | 5月12日, 希望の月 |
星座 | 大盗グラハム |
好きなもの | 火薬、銃、大砲 |
嫌いなもの | 馬鹿なゴブリン |
キャッチフレーズ | |
紹介 | 機械技術に長けた白い肌のゴブリン。 巨大ハンドキャノンを用いた範囲攻撃、特殊弾薬による敵への妨害、そして強力なトドメの一撃を得意とする。 |
背景 | 強力な武器の開発を一番の楽しみにしている風変わりな肌の白いゴブリン。肌の色が違うことから他のゴブリンから嫌がらせを受けていた過去から、他のゴブリンに対して同情心を持つことはない。しかし手助けしてくれる者に対しては恩義を忘れない性格の彼は、ロイと友人としての関係を保っている。残念ながら人の顔を覚えることが苦手で、ロイに会っても思い出す前に撃ってしまうことが度々あるようだ。 |
武器 『ラクラックMK1』 | 変わり者のゴブリン発明家が作り出した、破壊的かつ芸術的な一品。この片手持ちの大砲は、一匹のゴブリンが肉体的に扱える範囲では最強の火力を誇る。危険なまでに多量の火薬を使用しているが、幸いにもまだ使用者の手元で爆発したことはない。 |
宝物 『棒の弾丸』 | 殺傷力を低めにした自己防衛用の弾丸。 ラクラックの精密爆弾技術が集約された弾丸で、敵を押しのける散弾撃ちに使われる。不要なダメージを減らすためにラベルで殺傷用の爆薬と区別している。 |
宝物 『特製防毒マスク』 | オルビス大陸全域から空輸した特殊素材で作られたラクラック手製の高性能マスク。 ハーピーの一枚目の頭羽、ドラゴンの鱗、世界樹の葉、帝国のミスリルなど入手困難な材料で作られたこのマスクは、有毒ガスや眩しい発煙弾の閃光から完璧に目を保護してくれる。 |
宝物 『ゴブリン特製高密度火薬』 | ラクラックの危険極まりない秘密のレシピで作られた火薬。ラクラックは、効率的な戦術のため、普通の爆弾の破壊力を高めたいと考え、爆弾にごく少量の蟻酸とイラクサ毒を追加し、敵を気絶させる効果をプラスした。ただし、超精密な精錬工程が必要になるため、誤用を恐れてこっそりと使用中。 |
宝物 『どっかん砲弾』 | ミルル海賊団とのコラボ作品。 様々な紆余曲折を経て意気投合したミルル海賊団との合作だ。 従来のラクラックの特製砲弾にミルル印の特製火薬を加えたどっかん砲弾は、さらなる火力増幅によりダメージを増加させた。 |
ソウルウェポン | これまで多くの武器を開発してきたが、「ラクラックMK1」の完成度を凌駕する作品はなかった。危険なところまで火薬をねじ込んでも何ら異常なく作動することはもちろんのこと、ラクラックが考える理想的な爆発力を非常に安定的に実現しているからだ。 しかし、ラクラックは決して満足しなかった。 小さくて力の弱いゴブリンの身体ではあるが、自分が考える最強の武器開発は彼のすべてだと言っても過言ではない。 そしてついに、強力な武器製作に対する彼の欲望は果てなくラクラックMK1に蓄積された眠っている魂を解放させることに至る。 しかし、創造主であるラクラックのために世界のいかなる武器よりも強力な破壊力を追求することになるが、その執念が主の命までも脅かしかねないという事実までは見落としているようだ。 |
宿屋セリフ | |
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ミルル
名前 | ミルル |
タイトル | 呪われた海賊女帝 ミルル |
性別 | 女性 |
種族 | 人間 |
歳 | 27歳(精神年齢:12歳) |
身長 | 130 CM |
誕生日 | 5月31日, 希望の月 |
星座 | 大盗グラハム |
好きなもの | 宝物、キラキラするもの! |
嫌いなもの | 海軍 |
キャッチフレーズ | |
紹介 | 呪いによって少女に姿を変えられた伝説の海賊。 敵の頭上に砲丸を落とす、すばらしい能力を持っている。 |
背景 | 海賊の女帝として大海で名を轟かせていた彼女は、船乗りたちにとって恐怖そのものの存在だった。しかし、とある呪われた財宝の力によって彼女は子どもの姿に変えられてしまう。今まで忠義を捧げてくれた仲間や船員たちも彼女を見捨てたが、それでも諦めずに過去の栄光を取り戻して再起することを夢見ている。呪いは彼女の姿だけでなく、思考すらも子どものようにさせてしまったが、彼女は夢を追うことを決して諦めたりしない。その努力のおかげか、今ではゴブリンとノールで構成された、第二のミルル海賊団を指揮している。 |
武器 『究極武器 リバイアサン』 | ミルルが海賊女帝だった頃、船乗りからは恐れられ、オルベルリアと帝国の海軍からは大きな脅威として見られていた。彼女の船は驚異的な火力を持っており、主砲であるリバイアサンはその中でも段違いに強かった。その主砲の価値はどのような金貨や財宝にも換えがたいほど高く、ミルルは手持ちの中で最強の大砲としてずっとリバイアサンを持ち続けていた。いくつかの改造を施した結果、この海の驚異は陸を自在に動く大砲となった。 |
宝物 『深淵のコイン』 | 沈んだ海底王国の古代遺物で、ミルルの幸運のコイン。 ミルルが子どもの姿になってから初めて旅立った宝探しで手に入れた戦利品である。古代の治金術で鋳造された金属のメダルで、奇妙な紋様のコイン。常にミルルの胸ポケットの中にあってピンチが訪れるたびに彼女の命を救い、大切な宝物となった。 |
宝物 『海賊王の六分儀』 | 最初に新大陸を発見した海賊王オルガの六分儀。神の啓示により、オルビス大陸を超えて新しい大陸を見つけることに成功した海賊王オルガ。彼の六分儀はこの世で最も正確に位置や角度を測定できると言われている。その測定能力のおかげでミルルはくるくる~の爆弾威力増幅に成功した…が、この六分儀が自分の手元にある理由までは覚えていないようだ。 |
宝物 『ミルルの大砲玉』 | ミルル海賊団の象徴が刻まれた大砲玉。確かではない記憶の中でも、いつも鮮明に思い出すことができる場面はいくつかあった。鮫島の描かれた旗、自分の声と同時に敵の艦隊へ注がれる爆弾の雨、沈没する敵の艦隊を目の前にしては覚えた快感…まるで昨日のことのように、今でもはっきりと覚えている。あの光栄な日々をいつか取り戻すため、ミルルは、特製大砲玉を作ってはミルル攻撃団!攻撃に使っている。 |
宝物 『カメの火薬入れ』 | 新しく知り合った爆弾専門家の友人との合作。 去年夏に出会って意気投合したラクラックと協力して作った特製火薬で、大砲の点火用に使われる。 宝船で見つけたカメの火薬入れに発火点の低い火薬を保管して大切に使用している。 |
ソウルウェポン | かつて海を支配していた海賊女帝の主砲リバイアサンは、今も自分の主と共にある。 呪いによって精神年齢すらも幼くなってしまった主からはこれ以上かつての姿を見ることはできなかったが、リバイアサンは依然として悪名高い大海賊ミルルの牙城をはっきりと覚えている。すべてを失ったにもかかわらず再起の夢を諦めない主のため、ついに純粋な形をした霊物としてミルルの前に現われる。 海のすべてを支配する海竜となったその姿は、かつて海賊女帝だった彼女の全盛期を称えるという念願が実体化したものであり、失われた過去の栄光を取り戻そうとするミルルの願いを叶えたいリバイアサンの深い忠誠心が宿っている。 |
宿屋セリフ | |
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ロディナ
名前 | ロディナ |
タイトル | 吹雪の狙撃手 ロディナ |
性別 | 女性 |
種族 | 人間 |
歳 | 15歳 |
身長 | 146 CM |
誕生日 | 12月14日, 忍耐の月 |
星座 | 放浪者ヘクシポリア |
好きなもの | 熊、白熊、黒熊、小さい熊、大きな熊 |
嫌いなもの | 命を大事にしない人 |
キャッチフレーズ | |
紹介 | 極寒の地に立つ帝国の狙撃手。 どのような状況でも冷静さを保ったまま狙いを定めることができる。 集中すればするほど、彼女の能力は高まる。 |
背景 | 帝国でもトップクラスの狙撃手で、クマを愛する女でもある。その愛情は強く、いつも帽子にクマ耳のような飾りをつけており、彼女はトラを狩ることは時々にあっても絶対にクマを撃つことはないほどだ。彼女の射撃技術は暗殺にも大変有用なのだが、不当な理由で銃を撃たないという絶対の誓いを立て、人々を守るために銃を使っている。彼女は今ヴィントラント雪山に住んでおり、帝国から命じられたパベルの護衛役を務めている。 |
武器 『ロディナ特製長銃 零式』 | 帝国が誇る最高級の技術を用いて作られたもの。超人的な精度を求められるため、この長銃は常人には扱えない。尋常じゃないほど遠くまで見ることができるよう、魔法による強化が施されている。しかし、世界最高級の照準器をつけていたとしても、狙うことができなければ意味がない。そのため、この武器の性能は使用者に大きく依存する。卓越した視力と精度を持つロディナこそ、この長銃を持つにはふさわしい。彼女は自分の好みに合わせて更なる改造を施し、「ロディナ特製長銃」と名づけた。 |
宝物 『衝撃吸収特製プロテクター』 | 体が小さなロディナのためにフルスが苦労して手に入れた帝国特製の肩に付けるタイプのプロテクター。 ブラック・ラーヴァの皮を剥がして製ったため、とても丈夫で硬い。銃の反動を制御する力が非常に強く、ロディナが愛用している。 |
宝物 『クリスタルスタンド』 | ロディナの体格に合うよう、パベルが新しく作ってくれた狙撃銃スタンド。 クリスタルで作られたためにとても堅硬。このスタンドがあれば、どんな目標物も命中させることが可能だ。 |
宝物 『カスタム弾丸Ⅶ』 | 帝国で「伝説の鍛冶屋」と呼ばれていた者に製作を依頼した弾丸。八色鳥の巨大な卵とドラゴンタートルのあご骨を削り入れた火薬入り。ロディナの使い勝手のために小さく作られたが、なんでも粉砕するその威力は恐ろしいほど。 |
宝物 『銃器百科事典』 | 帝国で発行される銃器の雑誌。 マゴス・レ・フラームが定期発行する銃器百科事典には最先端の銃器や武器に関する情報が満載で、ロディナが必ず目を通す雑誌である。 他の雑誌より信頼を置く理由は、ロディナが強く支持するバランセ総研究所長が雑誌の監修者だからだ。 |
ソウルウェポン | 帝国が作った銃器の中で最も繊細な長銃、零式。そんな長銃を立派に操り自分の力を証明したロディナは、誰が見ても最高の狙撃手だ。だが、そんなロディナでもすべての狙撃を成功させることはできなかった。 狙撃とは、腕のいい狙撃手が良い武器を持っているからといって成功するものではないからだ。 狙撃の成功には、自然的な条件と物理的な条件などが集まって作り出される最適な「状況」が要求される。制御しようのない要素が多く、運が付きものの仕事だ。 しかしロディナは仕方ないと言って諦めることはなかった。それならば、制御できる要素を最大限活用できるように鍛錬しようと心に決めたのだ。雪山で狙撃手が最も鍛練できるものは集中力だ。雪や霧で視界が十分に確保できない状況で動くものを撃ち抜くということは、狙撃手に極限の集中力を要求するためである。訓練目標を定めたロディナは、自己鍛錬を継続した。 そしてある日、ロディナは奇妙な感覚に襲われる。疲れで視界がぼやけているのに、標的だけはハッキリと見えた。本能的に引き金を引いたとき、ロディナは間違いなく見た。 スコープの前に、今までは見えなかった照準点が現れたのを。過酷な訓練をやり遂げた持ち主へ贈る長銃からの贈り物だった。 |
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アネット
名前 | アネット |
タイトル | 王宮魔導工学者 アネット |
性別 | 女性 |
種族 | 人間 |
歳 | 17歳 |
身長 | 158 CM |
誕生日 | 4月16日, 生命の月 |
星座 | 聖者アールミル |
好きなもの | 魔導工学、研究費用に使えるお金? |
嫌いなもの | 魔導工学を無視する者っ! |
キャッチフレーズ | |
紹介 | 世界中の人々が魔法を使えるようになる日を望む天才魔導工学者。 自家製の魔導生命体を武器に、敵を吹き飛ばす。 |
背景 | オルベルリア王国の天才魔導工学者。彼女はかなりの楽天家で、失敗してもまったく気にしない性格をしている。魔法が誰でも使えるようになる装置の完成を夢見て、彼女は発明と研究を続けている。数年間の魔導工学研究を重ねて開発し、稼働させた機械の助手が彼女に随伴している。魔族が再出現してからすぐ、彼女は研究結果を侵略者から人々を守る兵器の開発に利用しはじめた。 |
武器 『魔導工学の結晶 ラスカル』 | アネットの理論に基づいて作られた魔導工学の結晶。オルベル最高級の宮廷魔法師が集まり、彼らの魔力をこの物体に注いだ。自我を持っており、自分の意思で判断し、行動を起こすことができる。アネットとマナを共有しているが、近くにある他の供給源からマナを使用することもできる。そのため、これはアネットの夢である「誰でも魔法が使える世界」における、最初の大きな到達点であると言える。 |
宝物 『3重集光レンズ』 | ラスカルが破壊光線を発射できるように、アネットが特別に開発した3重集光レンズ。 この特殊レンズは回転によって集光度と反射角度が変わるため、発射される光子の形を自在に操れる。 レンズを一列に並べると単発で発射されるラスカルの光子弾を一直線のレーザーに変換させ、レンズをすべて交差させると光子弾を乱反射させて撲滅命令として活用できる。 |
宝物 『治癒のスクリプト』 | 応急時のための緊急治癒スクリプト。 魔導工学秘密決死団バーベルが、今月の合宿で開いた「一人戦闘が可能になる!メカニック杯スクリプト対戦」で優勝したスクリプトである。 緊急時、治癒魔法がなくても魔導力だけで味方を回復させることができるので戦闘で非常に役立つ。製作者はアネット。 |
宝物 『殲滅のコード』 | 魔法工学界の秘密決死団「バーベル」の一級機密コード。一般人にも魔法を!という決意のもとで集まった魔導工学界の決死団「バーベル」は、オルビス大陸でも名の知れた最高魔導工学師たちが匿名で活動する団体である。彼らは、それぞれの持つ最高魔導工学技術を機密コードとして提示し、そのコードを解読した者にのみ使用を許可している。その中の誰かが提示した一級機密コードである殲滅のコードも、アネットはたったの4分で解読を終え、殲滅プロセスに使っている。 |
宝物 『高性能バッテリー』 | 古代文明の化石から抽出された怪しい成分を利用し、アネットが魔導工学に基づいて新開発したバッテリー。 バッテリーは緊急時にラスカルのパワーを補助するために作ったものだが、その力は予想以上に強力で、過充電になることもしばしばである。 彼女は悩んだ末、これを補助用ではなく、戦闘用に使うことを決め、ラスカルの部品を一部改造してバッテリーを装着した。 |
ソウルウェポン | 自分だけの意志を持つ独自の魔導生命体ラスカルは、オルベルの不思議のひとつ。 だが、アネットが魔導生命体を作るのに成功すると、 学者たちはラスカルの存在について熱く議論を交わし始めた。 議論は討論となり、討論は紛争となり、紛争は争いと化した。 ある者たちはラスカルの存在は神に対する反逆だと言い、直ちに処分すべきだと主張した。 また他の者たちは、ラスカルは奇跡のよう存在だと言い、人間の未来を救済する素晴らしい発見だと主張した。 アネットは、この争いを喜ばしく思わなかった。 彼女はあくまでも人間を助け、守り、幸せにしてくれる発明を望んでいた。 しかし、だからといってラスカルを処分するつもりは微塵もなかった。ラスカルは彼女の友だちであり、パートナーであり、優秀な助手だった。 ラスカルの日々進化していく姿が彼女の楽しみであり、人生の生きがいだったため、 彼女がラスカルを手放して生きていくことは絶対にあり得なかった。 そしてラスカルもやはり自分を見守り、期待してくれるアネットを見ながら、 自ら進化するために自己アップグレードを続けていき… |
宿屋セリフ | |
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ミトラ
名前 | ミトラ |
タイトル | 銀の戦狼 ミトラ |
性別 | 男性 |
種族 | 人間 |
歳 | 27歳 |
身長 | 192 CM |
誕生日 | 12月17日, 忍耐の月 |
星座 | 放浪者ヘクシポリア |
好きなもの | 戦闘、楽しい戦闘!火薬のにおい! |
嫌いなもの | 正義感の強いフリ |
キャッチフレーズ | たまには、思いっきり暴れてぇぜ。 |
紹介 | 「狂える白銀の歌」としても知られる。まったく無責任で驚くほど誠意のない男だが、いざ戦いとなると彼は無敵の銀狼となり、戦場を混沌へと変えていく。 |
背景 | 「狂える白銀の歌」として知られる、ものすごく軽薄な男。身の回りで起こっているあらゆるものに対して責任感を持とうともしない。しかし戦闘となれば、彼は戦場を暴れまわる無敵の銀狼に変貌する。彼の過去について知られていることはない。だが戦闘中の彼は敵と味方の区別をつけることはできず、戦場で狩れのそばにいることは起動した時限爆弾を抱えるよりもはるかに危険なのは確かだ。 |
武器 『狂気の咆哮 ベルキノス』 | 所有者の持つ血の渇望を吸収し、その火力を強化する一対の魔法の武器。引き金を引くごとに、使用者は更なる戦闘の狂気に駆り立てられる。鍛冶の達人が武器を作るとき、その武器に魂が込められると言われており、ベルキノスは戦神の魂を持っていたようだ。伝説によると、この武器を作り出した者が試しに引き金を引いてみたところ、急に彼の顔が恐怖から青白くなり、すぐにこの武器を川へ投げ捨てたらしい。 |
宝物 『潜在する狂気』 | ベルキノスの素早い再装填のために特注された専用スピードローダー。短気なミトラは、とてつもない連射力と火力を兼ね備えたベルキノスを手にしたにもかかわらず、もっと早く敵に銃弾を食らわせたいといつもグチをこぼしていた。その日も相変わらずを罵声をとばして狂奔しているミトラの前に、いきなり師匠が現れた。 ─あれ?…ぐはっ!? 不意にミトラの腹を拳で突いた彼は、倒れた彼にこれを投げて悠々とその場を去った。 ─いいか、愚痴をこぼすのはやめろ。 これは彼の愛情表現なのだろうか? |
宝物 『狼の弾丸箱』 | 銅狼特性の弾丸箱。必要以上に残酷で、敵に少しの慈悲も見せないことで悪名の高い傭兵集団。それが銅狼だ。その中で最も知られた銀の戦狼は、殺傷力を極大化する狼の弾丸箱しか使わないという。仕入れ先は酒場「金塊亭」の主。 |
宝物 『狼頭の傭兵の印章』 | 大陸最強の傭兵集団である「銅狼」の印章。戦場の悪鬼と呼ばれる傭兵団、銅狼の象徴でもある。傭兵団に所属していた頃、戦場の銀狼と呼ばれていたミトラは、生涯で最も楽しかった経験として元帝国海軍士官との交戦のことを思い、傭兵団を離れた今も印章を大事にしている。 |
宝物 『狂気の歌』 | マゴス・レ・フラームの研究所長バランセがミトラのために特別に作った弾丸型のネックレス。 見た目は普通のネックレスだが、実際に使える弾丸であり、とてつもない爆発力を秘めている。 マゴス・レ・フラーム最高の技術が取り込まれた、ベルキノス専用に作られた弾丸。その成分は入手が困難であり、一つだけでも完成までかなりの時間がかかった。 バランセは暴れまわるミトラの別名にちなんで、新発明した弾丸の名前を狂気の歌と呼ぶことにした。 |
ソウルウェポン | ベルキノスの銃口は、光を失わなかった。吹き出される火薬の煙は血の臭いに紛れて元の香りを失うほどだった。それでもミトラは止まらなかった。彼の止まらぬ殺戮の饗宴は、ついにベルキノスの中に眠っていた狂気の魂を目覚めさせる。目覚めて間もない魂は、戦闘する度に暴れ狂うミトラが気に入った。何よりも、自分を通してその狂気を表出することが気に入った。彼が引き金を引くたびに、さらに多くの狂気を噴出したくなった。身体が燃え尽きるまで、共に狂気を解放したかった。ベルキノスの念願はついにミトラと共鳴し、自分の望んでいた狂気の塊として姿を現した。 ―ひゃっはー!最高じゃねえか! |
宿屋セリフ | |
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冒頭 | はぁ…ちょっと一眠りしたいとこだな。 |
あいさつ (加入前) | よぉ。 |
あいさつ (加入後) | 撃って暴れるにはいい日だな。 |
会話 (加入前) | ああ…今は何もやる気がしねぇな。 |
なぁ、さっきどこかで争いがなかったか? | |
たまには、俺もゆっくりしたいんだ。 | |
会話 (加入後) | あの爺さん、今頃何をしてるんだろうか。 |
まあ、あの頃の方がよかったかもな。ちっと厳しかったけど、あいつ、部下の面倒はきちんと見てくれてたしなぁ…だから奴が軍を離れたとき、俺も辞めちまったぜ!がははっ! | |
プレゼント (加入前) | おおっ!すげえなこれ! |
プレゼント (加入後) | おっ、ありがとな! |
絆セリフ あいさつ | おおっ、まだ生きてたか!ハハッ! |
親愛度300 | この銃が俺を心地よくさせてくれるんだ。それにこいつらは…俺みたいに暴れたがりでな! |
親愛度600 | クハハッ!なぁ、こいつらは俺に時々語りかけてくるんだ。「引き金を引け。引くんだ!さあ!」ってな… |
親愛度900 | ちょっといいか?おっかねえ賞金稼ぎがいるみたいだが。元帝国海軍の兵士までいやがる。そんなのにつけられてどういう気分だ?ヘヘッ… |
オディ
名前 | オディ |
タイトル | 永遠なる命の時計技師 オディ |
性別 | 男性 |
種族 | レッドパール(元人間) |
歳 | ??? |
身長 | 125 CM |
誕生日 | 10月4日, 友情の月 |
星座 | 女帝アーシピア |
好きなもの | 時計 |
嫌いなもの | 密猟者 |
キャッチフレーズ | |
紹介 | レッドパールと呼ばれる霊物から呪いを受けた時計技師。 魔法の時計を通して敵の動きを止めつつダメージを与えたり、味方の行動速度を高めることができる。 |
背景 | はるか昔、彼はオルベルリア王宮の技師だった。しかし、伝説の生物レッドパールの呪いを受けたことにより、レッドパールに姿を変えられてしまった。呪いを受けてからは、自分の年齢を忘れるほどの長い年月をその姿で過ごしてきた。彼は人間だった頃に史上初の懐中時計を開発したが、オルベルリアの人々はその真価を理解することは無かった。その発明品が正しく評価されることを望み、彼は帝国へと旅立っていった。道中でレッドパールの群れに密猟者と勘違いされた挙句に呪われてしまった。レッドパールの呪いは彼の懐中時計にも影響を与え、生物の時の流れを操る魔力を持つようになった。それにあわせて、オディ自身の時の流れも止まった。 |
武器 『時を読む月影 テンポディアナ』 | オディの懐中時計がレッドパールの呪いを受けて生物の時を操る力を得た後、彼は獲得した無限の時を利用して時計にできる限りの改造を施した。数多くの実験の末に、彼は時の魔力の精枠を込められたこの時計を作り出したが、その時彼はレッドパールの魔法が月光とその影に由来することに気づいた。 彼はその時計を「時を読む月影 テンポディアナ」と名付けた。 |
宝物 『時間の塊』 | 月の影に映るレッドファー族長の毛の塊。 霊物のレッドファー族長は、満月の日になると、月の影から時空を超えながら踊ると言われている。踊りに夢中になった族長は、月の影の扉が閉ざされる直前に慌てて戻ろうとするが、扉にその尻尾が引っかかってしまった。五色に光る霊物の毛は、時空の亀裂に閉ざされて一時的に時間を保存する。オディは月の影の扉からその毛の塊を拾い、時間の糸巻きを作っては時間歪曲に使っている。 |
宝物 『破片コレクション』 | 月の影から落ちこぼれた時間の破片。 時間魔法の使用時に発生する月の影では、珍しく他の時空間から時間の破片が落ちてくることがある。 その一つ一つの大きさは大したことがないが、集めると大きな記録の破片コレクションとなるため、時間を操作する者に無限のインスピレーションを与えてくれる。 |
宝物 『精巧なオーブメント』 | 時間の亀裂を適切に調節する装置。 時間は頻繁に操作されるほど、狭間が広がり亀裂に強力な力が凝縮されてしまうが、これをコントロールする能力が足りない者は、亀裂に挟まれて死ぬこともできずに永劫の時間を送ることになる。そこで、熟練した時間術師オディは精巧かつ細密なオーブメントを作り出して時間の亀裂を自在に調節した。その結果、巨大な亀裂はテンポディアナの性能の極大化に使われている。 |
宝物 『時間操作ネジ』 | オディが、自分の時間の流れを自由自在にコントロールするためのネジ。 彼はより精密な時間操作のために王城の研究室にこもって長時間ネジの研究に没頭したが、なかなか成果をだせなかった。 完璧な設計にも関わらず、時計の魔法を込める適した触媒がなかったからだ。 地上のあらゆる金属を使ってみたが、時計を回すとすぐ燃え尽きてしまった。 この問題で悩んでいた時、ふとオディの目に留まったのがニクスからプレゼントとしてもらった観賞用の宇宙の石だった。 この石から作り出したネジの研究成果はまさに完璧であった。 |
ソウルウェポン | テンポディアナはレッドパールの魔法が基盤となっているため、レッドパールを引き寄せる力を持っていた。 そのため、時計をおもちゃ代わりにするレッドパールを止めることはオディの日課の1つであり、それはあの日も同じだった。 ―お前たち!それはおもちゃではない! だが、レッドパールたちにとってはオディに叱られることもまた、楽しい遊びの1つに過ぎなかった。 必死にレッドパールたちを追いかけてようやく時計を取り戻したオディが念のために壊れてはいないか調べた瞬間… 眩しい光と共にテンポディアナが宙へと浮かび上がった。 ―うわ!一体何事だ? 動揺するオディの前に姿を現したのはゼンマイの中にいる1匹のレッドパールだった。 ―クゥ? 正体不明のそのレッドパールはオディの方を向いては嬉しそうに笑って見せた。 レッドパールの不思議な魔法がテンポディアナに宿っていた月光と影の魂を呼び醒ましたのだ。 何故レッドパールの姿なのかは分からないが…それを見たオディは笑みを浮かべた。 ―もの凄い発見だ!これは研究のし甲斐がありそうだぞ! |
宿屋セリフ | |
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冒頭 | ハハ~ッ!オルベリアも変わったなぁ。 |
あいさつ (加入前) | |
あいさつ (加入後) | ん?ああ、君か。 |
会話 (加入前) | |
会話 (加入後) | |
プレゼント (加入前) | |
プレゼント (加入後) | 贈り物か?ふむ…私も何か用意しないと。 |
絆セリフ あいさつ | |
親愛度300 | レッドパールの仲間たちとまた会いたいな… |
親愛度600 | |
親愛度900 |
クロウ
名前 | クロウ |
タイトル | 懲らしめの弾丸 クロウ |
性別 | 男性 |
種族 | 人間 |
歳 | 32歳 |
身長 | 193 CM |
誕生日 | 7月8日, 調和の月 |
星座 | 調律者ノットムーン |
好きなもの | キャンディ、思い出のペンダント、…懐かしい小言 |
嫌いなもの | 海賊、すべてを奪い取った神、…たばこ |
キャッチフレーズ | 死が平等なんてのは、たわごとだ。 |
紹介 | 元帝国海軍士官。しかし、今は懸賞金ハンターと万事屋として生きている。 他人に信頼を魅せることは滅多になく、冷めたい態度でしか接しない。 使い道によって、銃を3タイプに分けている。 |
背景 | コードネーム:ハウンド。地獄の狩猟犬とも呼ばれる懸賞金ハンター。元帝国の海軍士官だったこの男の標的になってしまうと、絶対に逃れないとの話も。もちろん、ただ金目当てで動くことはないらしい。いくつかの噂があるが、復讐のために動いているとの説がもっとも信憑性が高い。いつも冷たく、冷静なこの男もたまには微笑むことがあるが、誰も見たことがない「謎のペンダント」を取り出す時だけだとか。 |
武器 『地獄の狩猟犬 アーキストラ』 | 言わば帝国魔導工学の最新技術の集大成。3つの起動モードがあるが、魔導力を使う最後のモードは非常に破壊力が高く、制限されてあるとの噂。帝国の武器開発機関であるマゴス・レ・フラーム(Magos Le`Flamme)の研究所長バランセの報告によると、新兵器「アーキストラ」は、完成直後に元海軍士官で不名誉除隊の記録を持つクロウという者に奪い取られたという。本当に単身のクロウが研究所に侵入し、アーキストラを乗っ取ったのか、それとも、旧友のバランセ所長の助力があったのか…二つの説があるが、その経緯はまだ明らかになっていないまま。 |
宝物 『噛み跡の弾丸』 | 地獄の猟犬の牙の模様が刻み込まれた弾丸。この弾丸に当たった者には狩猟犬のマークが刻まれ、消されるまでには自然に消えず、永遠にターゲットとなり続ける。あがいても結局は猟犬の牙でずたずたに引き裂かれるだけだ。 |
宝物 『冷酷の弾丸』 | 帝国の魔導開発機関マゴス・レ・フラームは、元素の力を閉じ込めた小型ミサイルCGM(Chill Ground rest Missile)の強化改良に成功する。新兵器アーキストラにIGMを装着し実験する予定だった機関は、クロウにアーキストラを奪取された時、実験のために装着させておいたIGMまで一緒に乗っ取られてしまう。強力な冷気が凝縮されたこのミサイルには、周辺地帯を過酷な氷の地へと変えてしまう。 |
宝物 『記憶のペンダント』 | なくなった妻と娘の写真が入った、クロウの大切なペンダント。彼は、たまに口の中に飴玉を転がしながら、ペンダントの中の写真を眺めている時がある。言葉では表現できない、あの悲しいような、嬉しいような顔で。まるで命のように大切にしているペンダントであるため、勝手に手をつけてしまった相手は、命を投げ出す覚悟が必要になるだろう。たとえ、その相手が神だとしても。 |
宝物 『メリーゴーラウンドのオルゴール』 | クロウの妻、ロゼが気に入っていたメリーゴーラウンドのオルゴール。 クロウはオルベリアの通りを歩いている時、骨董品店に並んでいた古いオルゴールを見て足を止めた。 しばらくそれを眺めていた彼は、店に入ってオルゴールをじっくり見つめた。そして、鳴り響くメロディーに耳を傾けた。 (…同じものか) (…新しいのを買ってやると言っても、古ぼけたオルゴールがいいと聞かなかったな) 彼は小さくつぶやくと、オルゴールを買った。 メロディーを聴きながら明るく微笑んでいた娘の顔を思い出しながら… |
ソウルウェポン | 本来、アーキストラの最終モードは帝国で新たに開発中の航空母艦に装着される新型砲塔が元であったが、一度装填する際に若者数十人を戦闘不能状態にしてしまうほどの肥大化した生体エネルギーを要求するため、すぐには実戦で使用できないと判断し、砲塔として使用する代わりに出力量に制限をかけてようやく1人だけの生体エネルギーで使用できるようになった。 性能が低下した状態でも使用者の身体に過度な負担を与える点は相変わらずだったが、アーキストラの力はまさに神をも殺せるほどだと称される。クロウが初めてアーキストラを使用するとき、ロゼが登録しておいた使用者認証情報の「クロウの生体エネルギー」がアーキストラの核心コアと同期化し始め、彼がアーキストラを使用するほどシンクロ率はますます高まり、やがてアーキストラにかけられていた制御を解き、一時的にアーキストラの真の力を呼び醒まし始めた。 |
宿屋セリフ | |
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冒頭 | 俺の邪魔をするな。 |
あいさつ (加入前) | 俺に何の用だ? |
あいさつ (加入後) | 俺を呼んだ理由は?用件だけ言ってくれ。 |
会話 (加入前) | こいつはタバコではない。ただのキャンディだ。 |
仕事は一つしか受けないぞ。良く考えてから頼むんだな。 | |
この辺じゃ弾薬の調達が難しいな… | |
会話 (加入後) | …あいつのことか。俺の下にいた頃から色々やってくれたもんだ。だが、狡い真似をする奴ではない。だから依頼を受けさせてもらった。 |
アイツの狂気に対処できるヤツはいなかった。だから俺が引き受けた。 | |
プレゼント (加入前) | ふむ、この金でタバコを…いや、キャンディを買い足せるな。 |
プレゼント (加入後) | …おい、キャンディをよこせ。 |
絆セリフ あいさつ | 俺に何の用が…ってお前か。 |
親愛度300 | オルベルはいい場所だな。空気も帝国とは違う感じだ。 |
親愛度600 | 海軍の一員として、余生を海の上で過ごすんじゃないかと思ったことがあった。今思い返すと、海へ出ることは最悪の決断だったな。 |
親愛度900 | 俺が気を許せるのは二人だけだ。もうそいつらとは会えないが…ああ、どっちもタバコの煙が嫌いだったな。ハハッ… |
クリシャ
名前 | クリシャ |
タイトル | 鉄血の監察官 クリシャ |
性別 | 女性 |
種族 | 人間 |
歳 | 18歳 |
身長 | 164 CM |
誕生日 | 9月12日, 真実の月 |
星座 | 審判者レイヤン |
好きなもの | 自分の一族、そして騎士団。誇り、信念、そして勇気。チェス、そして賢い人。 |
嫌いなもの | 帝国の名誉を汚す者、そして帝国の平和を脅かす敵 |
キャッチフレーズ | |
紹介 | 帝国の最先端の魔導工学武器を使う魔法騎士団、ヴェルキア騎士団の団長。 彼女が率いる部隊は不敗を誇り、殲滅戦に特化している。 様々な属性の光で敵を翻弄する強力な騎士。 |
背景 | 帝国の名誉高きヴェルキア魔法騎士団の団長であり皇帝直属の監察官。 不正や腐敗、反逆者、そしてその他帝国を脅かすあらゆる敵を排除する任務を担っている。 帝国の人々は彼女を称えて英雄として崇めるが、彼女は自らを英雄だと考えたことは一度もない。 ヴァン・ノーゼンヒル家の娘として、一族の名誉と祖国の軍人としての使命を果たすのみ。 |
武器 『プリズムノヴァ アークルミネル』 | 帝国の研究機関、マゴス・レ・フラームの新兵器の1つ。アーキストラが破壊に特化した強力な大砲であるのに対し、アークルミネルはバランス良く開発された戦略武器の一種であった。光の力を制御する方法を模索していた研究チームは、光を分散させる鉱物の力と元素魔法の原理に基づいた魔導工学を組み合わせ、新たな概念の光学武器を生み出した。 |
宝物 『ノーゼンヒルの剣』 | ヴァン・ノーゼンヒル家に代々伝わる名剣であり、家宝。優れた戦略家と指揮官を多く輩出してきたヴァン・ノーゼンヒル家は代々、初代皇帝の時から高く評価されてきた。この剣は初代皇帝自ら下賜した物であり、ヴァン・ノーゼンヒル家の当主たちが代々腰に付けてきた由緒ある剣である。 |
宝物 『監察官の証明』 | 現皇帝がクリシャに下賜した監察官としての証明札。剣を口にくわえた銀色の狼は、権力、そして統制を象徴している。皇帝の代理として正義を貫徹し悪を罰せよという意味を内包している。 |
宝物 『ヴェルキアの誇り』 | ヴェルキア魔法騎士団の団長に与えられる指輪。帝国最高の魔法騎士団としての誇りと力を象徴する。ちなみに、騎士団のデスクワークでは印章として使われる事もある。 |
宝物 『原色のプリズム』 | アークルミネルの核に使われた魔力源であり、特定の波長の光以外は分散させる効果がある。 この鉱物は元素魔法との相性が良いが、硬度が弱いため強力な魔法には持ちこたえられない弱点があった。 マゴス・レ・フラームの魔導工学技術を取り入れて鉱物の硬度を飛躍的に向上させて以来、光学武器として使えるようになったという。 |
ソウルウェポン | クリシャは絶えず自分のアークルミネルを研究した。自分の武器について熟知していなければ、どんな敵にも勝てないという彼女独自のこだわりだった。マゴス・レ・フラームがくれた設計図を何度も読み返し、自分だけの日誌を記していたクリシャは、ある瞬間その中に秘められている別の力を発見する。アークルミネルを開発した研究者すらも教えてくれなかった、新たなる光だった。クリシャは始めは驚いたが、すぐに自分だけがこの力を引き出せることを冷徹に理解した。 「─これでまさしく、私だけが操れる武器となったのだ。それならば徹底的に、惜しみなく使ってみせよう」 以後、アークルミネルは3つの元素魔法を併せ持つ巨大な光を放つ武器として生まれ変わった。 |
宿屋セリフ | |
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冒頭 | |
あいさつ (加入前) | |
あいさつ (加入後) | |
会話 (加入前) | |
会話 (加入後) | |
プレゼント (加入前) | |
プレゼント (加入後) | |
絆セリフ あいさつ | |
親愛度300 | |
親愛度600 | |
親愛度900 |
カラ
名前 | カラ |
タイトル | 古代文明の粋 カラ |
性別 | 無性 (女性型) |
種族 | 人間型ゴーレム |
歳 | ??? |
身長 | 161 CM |
誕生日 | 5月30日, 希望の月 |
星座 | 大盗グラハム |
好きなもの | エネルギー充電、マスター |
嫌いなもの | 遂行不可能な命令、効率的でない仕事ぶり |
キャッチフレーズ | |
紹介 | 忘れられた古代文明の魔導工学者が開発した人間型機械ゴーレム。 彼女の体は古代技術の集合体であり、魔導工学の結晶体とも言える。 強力な集中砲火で敵を殲滅する最強の兵器。 |
背景 | 古代の魔導工学で作られた人間型ゴーレム。見た目は人間の女の子と変わらないが、彼女は感情など持たず、ただの道具として作られた古代兵器である。長い間、ガルア平原の深い地下にある古代文明の遺跡地に彼女は眠っていた。ある日、オルベル王国の魔導工学者アネットの研究中に発掘された彼女は、新しい時代と新しい文明が存在する場所でその目を覚ます…… |
武器 『第零式永久機関魔導兵器 天空破砕』 | 無限動力を提供する自己永久機関が実装された古代文明の遺物。攻城兵器級の火力を誇る最強の武器であり、最高位魔法に続く能力を持つ。過去のグレイ公国の遺跡地で発見されたこの武器はその使い方を知る者がなく保管室で放置されていたが、長い時間後に発掘されたカラの覚醒直後に彼女のもとへと瞬間移動したという。マウンテンフォートレス同様の技術で作られた最高位魔導工学武器。 |
宝物 『光学レンズ-MF002』 | カラのためにアネットが製作した光学レンズ。 カラを発掘した時、近くに埋められていた正体不明の設計図をもとに作ったものである。設計図に記述された内容は今の世界では絶対に存在し得ないレベルの高等技術であり、アネットは長きにわたる努力の末、一部の内容の解析に成功した。それでついに完成させたのが、この不思議な光学レンズである。構造がトンボの目にだいぶ似ている。このレンズを使うと、ターゲットのすべての動きが微小な単位まで検知でき、数百の角度で目標を狙うことができる。彼女がこれを魔導工学の粋であるカラに装着すると、レンズはカラの攻撃モードの切り替えに凄まじい効果を発揮した。 |
宝物 『記録装置 KARA-00XX』 | カラの頭脳として働く古代の記録装置、またプロセッサー。 古代の知識が満ち溢れる宝箱であり、その総量は人間の頭脳の限界をはるかに超える。 しかし、素晴らしい機能を持つ古代装置にとっても「感情」という現象の記録と読み込みだけは難しいようだ。 |
宝物 『古代の動力源』 | カラの動力源であり、今は忘れ去られた古代文明の最高傑作の一つ。ラスカルを作るときにアネットが使用した技術の原初でもあるが、彼女すらこの独特な技術についてはまだ完璧に把握できずにいるらしい。まさに無限なる魔導の力を生み出し続ける、永久機関である。 |
宝物 『古代の研究図面』 | アネットがカラを発掘した当時、光学レンズの設計図とともに埋まっていた図面。古く擦り切れた紙には謎の言葉で機械部品に関する構造図が描かれていた。アネットはレオの手を借りて羊皮紙の内容を解釈し、数年に渡って構造図の数式を解き明かした。あらゆる部品を組み立てた結果、魔導工学の結晶体「カラ」が完成した。 |
ソウルウェポン | 神を激怒させた魔導文明の終わりは、いつかはやってくる。それを避けることは不可能だ。 ある者は神の手が届かない宇宙に視線を向け、 ある者は永遠不滅の無限の命に視線を向け、 またある者は神との対立を最後まで悩み、破壊のための兵器を準備した。 しかし、時間が足りない。現在だけでなく未来を考えるならば、他の方法も講じなければならない。 我々の手で成し遂げた業績、知識、そして知恵は、後代に残すべき宝石だ。 ならば…我々は神の怒りをも耐え抜く技術を作り上げるのみ。 プロジェクト・カラの目的は後代のエンジニアと我々の技術と知識を守る、潜在力の果て無き人工知能。 まるで人間のような、誰でも受け入れられる人間的なロボット。 エンジニアの血を継いだ者と出会えれば、K.A.R.Aはどこまでも成長し、強くなれる。 そして彼らは…魔導王国の命脈を継ぐ礎になるだろう。 これが我々の遺産。 後代のために我々が伝えられる…唯一の産物だ。 ─イグニオ博士の回想録 ─Project K.A.R.A記録より抜粋 |
宿屋セリフ | |
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冒頭 | |
あいさつ (加入前) | |
あいさつ (加入後) | |
会話 (加入前) | |
会話 (加入後) | |
プレゼント (加入前) | |
プレゼント (加入後) | |
絆セリフ あいさつ | |
親愛度300 | |
親愛度600 | |
親愛度900 |
セシリア
名前 | セシリア |
タイトル | 正義の紅き風 セシリア |
性別 | 女性 |
種族 | 人間 |
歳 | 16歳 |
身長 | 169 CM |
誕生日 | 8月19日, 活力の月 |
星座 | 征服者カンダラー |
好きなもの | ハーモニカ、辛い麺類、賭け、かけっこ |
嫌いなもの | 不義、寒いギャグ、小言、ヘビ |
キャッチフレーズ | |
紹介 | 人並み外れた正義感を持つ少女。いつも誰かの支えになりたいと願っている。 人々を苦しめる魔族を許さない彼女が履いている魔導ブーツは、敵を粉砕するには十分。 |
背景 | 守るべきことが、正しく守られる世界を夢見る少女。赤いリボンをはためかせながら、風のごとき飛び蹴りで相手を一瞬のうちに制圧する不思議な少女。「正義の紅き風」の異名で呼ばれている。 彼女の祖父はオルベルリア聖騎士団長を務めているリカルド。 小さい頃から祖父の正義と信念を見て育ってきた彼女は、 より大きな正義を胸に抱き、レジスタンスとして帝国の悪を根絶するために駆け回っている。 リカルドは揺るぎない正義感にあふれた若い孫娘がケガをしないか心配しているが、そんな祖父の気持ちを知るか知らないのか、彼女の気合いと飛び蹴りはいつも豪快だ。 |
武器 『音速の爆裂 ギガンティクス』 | 古代魔導遺跡から発掘された「爆裂の魔石」が主なエネルギー源の魔導ブーツ。 着用者が攻撃を行うと、魔石がエネルギー波を放出して音速に近いスピードと、鉄柱も箸のように曲がるほどの破壊力を発揮する。 実は、この魔導ブーツのコアとなる「爆裂の魔石」はセシリアがリカルドからプレゼントされたものだ。 どこでこれを手に入れたのか祖父から聞いたことはないが、かなり注意を払って保管していたのだという。 帝国まで会いに来た祖父に対し、「レジスタンスに入る」と虚勢を張った日。 彼は、セシリアの目を見て本気なのだと悟った。そして「お前の信念を思う存分貫き通すがいい」と言って、この爆裂の魔石を渡した。 その後、魔石の力を見抜いた帝国のレジスタンス、変人技術者のランデットの手により、このとてつもない怪物ブーツが誕生した。 |
宝物 『英雄への第一歩』 | 今のブーツを手に入れる前に使っていた、セシリア専用の特製ブーツ。 彼女は無数の武術を修行した末、脚を利用した独自の武術を完成させた。 そして祖父に自分の力を証明しようと思い、特製のブーツを履いて猛烈にトレーニングを続けた。おかげで、ブーツにはトレーニングでついた名誉の傷が所々に残っている。 |
宝物 『幼い頃の思い出』 | セシリアが町でよく蹴って遊んでいたボール。 特にサッカーボールは、彼女の足技がその才能を発揮するのに役立った。 町のガキ大将を1日も逃さなかった彼女は、憂いもなく自由に駆け回っていたあの頃の思い出を忘れられず、ボールを捨てなかった。 セシリアが憂うつになったり歯がゆい気持ちになった時、取り出しては眺めている。 |
宝物 『刹那のひと時』 | セシリアが趣味で吹くハーモニカ。 リカルドが彼女の15歳の誕生日に送ったプレゼント。 リカルドは、世の中の正義も大事だが、孫娘が自分の信念を追い求めるあまり、早くから心の余裕を失くしてしまわないかと心配した。 悩んだ末に彼は、セシリアの名が刻まれた小さなハーモニカをプレゼントした。 しかし、彼女自身は祖父の意中も知らないまま、たった1曲しか吹けないでいる。 |
宝物 『正義の心』 | セシリアが初めて正義を実践した時、お礼に受け取ったプレゼント。 かつて、街で少女を救ったお礼に受け取ったこの赤いリボンは、少女を助ける途中で怪我をしたセシリアの手首に、少女が縛ってくれたものだ。 その日以来、彼女は任務遂行の時必ず手首にこの赤いリボンを巻き付ける。彼女が「正義の紅き風」と呼ばれるようになったきっかけである。 |
ソウルウェポン | 変人技術者のランデットは、魔導工学、機械工学、そしてそれ以外の多くの異なる分野でも最高峰に達する人物だった。 ただ、彼は性格が非常に気難しいため、帝国のいかなる工房でも彼を受け入れることをためらった。 彼は自分が作ったすべての作品を自分の子だと称し、あたかも人格を持っている生命体のように扱った。 そのため、彼は自分の作品が悪用されたり、自分の意志に反することに使われたりすると非常に乱暴になった。 だが、職人の物には魂が宿るという言葉がある。ランデットこそが、いかなる芸術家よりも自分が作ったすべての作品に魂を吹き込めるのではないだろうか? そんな職人精神を持つ技術者がセシリアの目的、彼女が望むことをすべて知り、 彼女に同調して自分のあらゆる技術力を総動員し、最高の傑作を作り上げた。 彼女の正義に翼を授けてくれる最高のパートナーであり、運命共同体─音速の爆裂ギガンティクス。 そんな力、夢、そして期待を背負い、セシリアは今日も走る。 真の正義のために。 |
宿屋セリフ | |
---|---|
冒頭 | キミの無限の可能性、信じるよ! |
あいさつ (加入前) | |
あいさつ (加入後) | 押忍ッ!今日も元気にいこう! |
会話 (加入前) | |
会話 (加入後) | |
プレゼント (加入前) | |
プレゼント (加入後) | これイイね!キミはなんか欲しいものない? |
絆セリフ あいさつ | |
親愛度300 | |
親愛度600 | |
親愛度900 |
パンシローネ
名前 | パンシローネ |
タイトル | 狂気の炎 パンシローネ |
性別 | 女性 |
種族 | 人間 |
歳 | 19歳 |
身長 | 167 CM |
誕生日 | 8月1日, 活力の月 |
星座 | 征服者カンダラー |
好きなもの | テルシア、パリパリのポテトチップス(チョコ味)、甘くて殺伐な爆笑機動隊(激ヤバギャグ編/愛蔵版) |
嫌いなもの | 面倒な事、粉薬 |
キャッチフレーズ | ふへへ…今日も思い切り燃やしてやろっと。 |
紹介 | 戦争の狂気に魅了された少女。 帝国機械部隊将校出身で元ハウンド部隊の一員。 炸裂する火炎で目の前のすべての生命体を焼き尽くしてしまう。 |
背景 | かつてハウンド部隊の一員として活動していた少女。武器を捨てて降参する敵軍を無情に攻撃し、何もかも燃やしてしまう狂気を持っている。 そんな彼女の狂気は、今やクロウにしかコントロールできない。 ハウンド部隊解体後は帝国の機械部隊将校に復職、様々な遺跡を回って作業を遂行している。多くの兵士の間では上官の命令や軍の体系に従わないことで有名な厄介者の上司として知られており、軍上層部ではいつ爆発するかわからない爆弾のような扱いを受けている要注意人物である。 彼女は過去の話には敏感な反応を見せるが、幸いハウンド部隊の隊員たちが彼女の過去についてわざわざ触れることはない。 |
武器 『轟音の爆炎 テルシア』 | パンシローネがハウンド部隊に配属される時に軍から新たに支給された武器。 一般的な火炎放射器では満足できなかったパンシローネは、既存の2倍は大きい容量の燃料容器と、果てしなく伸びていく炎を噴き出すカスタム噴射装置を取り付け、好き勝手に改造した。 目に入るすべてのものを燃やしたい欲求が強すぎたパンシローネは粗悪なまでに改造に改造を重ね、ついに完成した彼女の武器を見たバランセは呆れ果てた。 見るに見かねたバランセはパンシローネが改造した武器を持ち出して数時間後、マゴス・レ・フラームの技術力を利用して触れたものは何でも燃やしてしまう程の超高熱の炎を放射する武器を完成させて戻ってきた。 しかし、その見た目が気に食わなかったのか、パンシローネは自分好みの外観に飾り付け、友だちであるテルシアという名をこの武器に付けた。 |
宝物 『謎の絵が入った額縁』 | パンシローネが路上の絵描きを半分脅して描いた絵。 彼女の話によると、この絵の炎はいつも側にいてくれる神秘的な友だちの怒った姿だそう。 だがどう見ても燃えている何かを描いた絵にしか見えない。 この絵が完成した日、嬉しそうに自分の友だちを紹介する彼女を見て、ハウンド部隊の隊員たちは何を思っただろうか… とりあえず彼女の話を信じることにしたのか、時々その友だちが元気でいるのか聞いているようだ。 |
宝物 『特製燃料容器』 | より強力な炎を噴き出せるようバランセが作ってくれた特殊な燃料容器。 燃料容器の中の液体がカギとなり、テルシア好みの香りが漂うこの液体はテルシアの気分をより一層浮き立たせ、通常よりさらに強力な炎を噴き出させる。 問題は、この液体が帝国の外郭に棲息する特定のモンスターからしか採取できない上、金属を腐食させる酸性の性質が強いということ。結局、液体の特性に強い特殊なコーティングが必要で、その作業が可能なバランセの手を借りることとなった。 ただ、揮発性が強く、変質する可能性も高い液体だったため、一度に多くの量は保管できないと判断し、もとの燃料容器より1/3ほど小さくなった効率的なサイズに製作された。 |
宝物 『精霊の別荘』 | パンシローネに付き添う炎の精霊テルシアの安らぎの場所。テルシアが入っていても熱くならないよう断熱コーティングされた鉄でできている。 パンシローネはとりかごの中で休む小さな友だちを人々に見せたかったが、残念なことに帝国出身の人には精霊の姿が見えず、空っぽのとりかごにしか見えないのだそう。 |
宝物 『ハウンド部隊長任命状』 | ハウンド部隊に配置された後、パンシローネが自分に授与した任命状。 帝国で使用されているカバーを盗んで製作した。 – ハウンド部隊2班隊長にアタシを任命する!何がなんでもアタシが隊長! – パンシローネ – |
ソウルウェポン | パンシローネがハウンド部隊に入った後も依然として彼女を惑わせ、かき乱すものは存在した。 それは、「いつまた一人残されるかわからない」という不安。 その不安は悲惨な過去の記憶へと繋がり、彼女の首を締め付けた。 もちろん表に出すようなことはしなかったが、テルシアだけはパンシローネを理解していた。 彼女が過去の悪夢から逃れようと死に物狂いでもがいているということを。 テルシアはそんな友の姿をいつも心配していた。だが、自分にできることと言えば、彼女の心が凍り付いてしまわないよう黙々と温めてあげることだけ。 パンシローネが苦しむ度にテルシアは彼女の隣を決して離れなかった。 彼女が何を思おうが、何を感じようが、常に共にした。 ただただ自分が隣にいることで少しでも彼女の慰めになることを望んだ。 そんな思いが少しは届いたのか。 ある日、彼女からテルシアを喜ばせる問いが投げかけられる。 ─テルシア、今日はやけに熱いね? ─キミが寒そうにしていたからさ。風邪引かないでね。 そして、彼女の口元に咲く笑み。 ─テルシアが側にいてくれれば寒くないよ。 すると、あまり姿を現さなかったテルシアが彼女の言葉ににっこり笑って燃え上がった。 ─また寒くなったら私が側にいることを思い出して。 キミが望めば私はいくらでも燃え上がるよ。 |
宿屋セリフ | |
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冒頭 | ジャジャ~ン!パンシローネ!ここに参上! |
あいさつ (加入前) | ふ~ん?何見てんの? |
あいさつ (加入後) | キャハッ!!!アタシを待ってたの!? |
会話 (加入前) | ふぁ~…退屈なんだけど、なんか面白いのないの? |
1か月後も生き残ってたら、名前くらいは覚えてあげてもいいよ~。 | |
え~?何だって? | |
会話 (加入後) | オジサンの話なら聞いてあげなくもないけど~。 |
世界中のものが燃え上がったら、すっごく明るくてキレイなんだろうね? | |
プレゼント (加入前) | プレゼント?変なものよこしたら燃やしちゃうからね? |
プレゼント (加入後) | これ限定版じゃん!?アンタ思ったよりいいヤツね! |
絆セリフ あいさつ | 紹介するわ!アタシの友だちのテルシアよ!見えないって?ここにいるじゃん! |
親愛度300 | 特別にアンタをアタシの部下にしてあげる! |
親愛度600 | ねぇ、知ってる?本で読んだんだけど世界には自分と同じ顔の人が何人もいるんだって!何人いるのかな?1人?2人?3人?100人!? |
親愛度900 | アタシが好きなもの?テルシアとアタシ!それからアンタも入れてあげる! |
ハヌス
名前 | ハヌス |
タイトル | 砲火の教官 ハヌス |
性別 | 女性 |
種族 | 人間 |
歳 | 13歳 |
身長 | 128 CM |
誕生日 | 2月5日, 知恵の月 |
星座 | 賢者サトゥア |
好きなもの | 銃器組立て、ミニハヌス、卵菓子、ダーツ |
嫌いなもの | 怠惰、他人に口を挟まれること、エビ、酢 |
キャッチフレーズ | |
紹介 | ギルド連合の指揮統制室で連合軍を養成する、最年少訓練官。武器の改造と戦略構成の天才。自ら製作した銃器を利用して、敵をせん滅する。 |
背景 | わずか13歳の若さでギルド連合軍に抜てきされ、戦場の小さな巨人と呼ばれた伝説の少女。 幼いころの彼女は武器ギルドの首長である父親のおかげで、捨てられた銃や刀をおもちゃ代わりにしてよく遊んだのだが、この遊びが将来、彼女が武器活用において天賦の才能を発見するきっかけとなった。 ギルド連合はこのずば抜けた才能を埋もれさせてはならないと判断し、猛反対した彼女の父親をどうにか説得した末に、ハヌスを部隊に迎え入れて育成した。 そして連合の期待どおり、彼女は戦場で自分が天才であることを証明することとなる。 奇想天外な彼女の新たな武器は、戦況を覆してしまうほどに強力であり、そこに優れた戦術までが加わり、名実共に「生けるギルド連合軍の最高兵器」の誕生を知らしめた。 何より、ハヌス本人もまた、製作した銃器を活用できるこの暮らしを心から楽しんだ。 しかし、優れた才能を持っているだけに、彼女には数多くの戦いと負担が強いられ、ついには作戦中にハヌスが負傷する事件が発生してしまう。以前から娘の軍生活を反対していた父親は、彼女の負傷の知らせを聞いてギルド連合に強く抗議し、すぐさま除隊を要求した。 しかし、子に勝る親なしというべきか。除隊だけは死んでもしたくなかったハヌスは、長いこと父親を説得し、結局戦いには出ない訓練官としてギルド連合軍に残ることで許可を得た。 現在、後任たちに自分の戦術を伝授するこの暮らしも悪くはないとは考えているが、いつか必ず戦場に戻るという彼女の心は今も変わってはいない。 この指揮統制室で、彼女はいつか自分が育てた戦友たちと共に戦場に立つ日を心密かに待っている。 |
武器 『極めて些細ないたずら HN-0』 | 怒り心頭のハヌスが自分の技術を総動員して製作した、不可思議な銃器。 主に、彼女を怒らせた標的に対して使用する。 ハヌス・零式と命名したこの驚くべき武器には特殊弾丸が装着されており、当たると身体が腐食していき、一定時間ごとに誘導機能がある銃弾まで発砲するため、標的となった敵はハヌスから決して逃れられない。 彼女にしか製作できないこの銃器を作れる人と言えば、かの有名な帝国のマゴス・レ・フラームの研究所長か、オルベルの天才魔導工学者と呼ばれる人物くらいだろうか。 この武器を作ることになった理由が興味深いのだが… 過去、目覚ましい活躍を見せていたハヌスは、密輸現場を掃討している時に悠然とその場から脱出した闇取引の頭に、「遊び場はあそこにあるから、そこで戦争ごっこでもしていろ」とバカにされたことがあった。 頭にきた彼女は精一杯戦ったが、護衛兵力が多すぎたため、結局逃亡する頭を捕まえられないまま撤収せざるを得なかった。 自分をバカにした相手を目の前で逃したことを彼女は悔しく思い、再び掃討のチャンスが訪れた日、彼女はこの奇妙な銃を持って現れた。 そしてその日、掃討作戦はたった一発の銃声で制圧された。 「私の遊び場で、些細ないたずらでもしてみようか」という彼女の言葉と共に。 |
宝物 『古いミリタリーキャップ』 | 戦場で、初めて自分を仲間と認めてくれた友人の帽子。 ハヌスは天才的な才能を認められて軍に抜てきされたが、入隊初期の頃は幼いという理由で周囲からのあらゆるいじめや冷やかしに耐えなければならなかった。 そんな中でたった1人、彼女の能力だけを見て認めてくれた人がいたが、それを皮切りに、後には多くの者たちがハヌスを同等、またはそれ以上だと考えるようになった。 彼女は、ハヌスにとっていつも感謝すべき大切な友だちだった。 しかし、戦友愛が深まっていくのもつかの間、ハヌスのやむを得ない補職異動が決まり、2人はしばらくお別れとなった。 初めて思い切り泣く彼女を見た友人は、友情と尊敬の印として戦場で使用した自分の帽子を笑顔でハヌスに手渡した。 またいつか、共に頑張ったこの場所で必ず会おうと約束して。 |
宝物 『いたずらの原点』 | ハヌスが初めて改造した銃器で、彼女の才能が現れるきっかけとなったもの。 彼女は銃や刀で遊んでいるときに、ふと父親の部屋に保管されていた巨大な銃のことを思い出す。 父の話では、火力が凄まじい分、かなりの重量で戦闘では使用不可と判定された銃だった。 だが、彼女としてはこの銃は十分に改造可能に思えたため、悩んだ末、父に見つからないようこっそり銃を持ち出した。 そして数日後、この銃はハヌスの身体に合うミニガンとして生まれ変わった。 その後、父は自分の物に勝手に手を出したことについて彼女を酷く叱るも、その改造された銃を見て驚きを隠せなかった。 火力はそのまま保ちつつ、重さをかなり軽減させたとんでもない銃器に、彼は娘の才能が尋常でないことを感じた。 これがたった5歳の頃のハヌスの驚くべき出来事だった。 |
宝物 『ミニハヌス』 | ハヌスが大切にしている一番のお気に入りの、限定版の人形。 実は、この人形はオルベリアの歴史ある人形工房で製作されたもので、ここでは目にすることのできない幻の動物から作られた。 子どもたちにはそれこそ大人気だったが、超特別限定版だけはいつもハヌスが独占した。 彼女は毎日のようにこの人形に最高級の服を着させ、自ら組み立てたミニガンも持たせているのだが、なぜか手を加えれば加えるほど自分に似ていくため、周囲の人たちはこの人形をミニハヌスと呼んでいる。 時々、彼女にこの人形の名前を聞く人がいるが、ハヌスは自分だけが呼べる名前だといって、絶対に教えてくれない。 |
宝物 『最年少武功勲章』 | ハヌスがギルド連合軍に入った後、数多くの功績を立てたことで授与された勲章。 優れた戦術を持つ彼女は、常に戦場で多くの利得をもたらし、軍はその功績を称えてハヌスに勲章を与えた。 彼女の年齢や服務期間でこれを成し遂げることは、本来絶対に不可能なことであるため、彼女のことをよく知らない部隊や嫉妬心に満ちた者たちの不満が溢れかえったが、戦場でハヌスをひと目でも見たあとは、それに対して反論できる者は1人もいなかった。 父が彼女を訓練官に補職移動させた後、必ず戦場に戻ると気を引き締めるときにこれを取り出して見ている。 |
ソウルウェポン | ハヌスが渾身の力をつぎ込んで製作した力作、HN-0は、彼女にしか扱えない最高の玩具だ。 戦闘に臨むとき、彼女とHN-0はまさに一心同体だった。 ハヌスはそんなたった1つの自分の武器を非常に大切にし、常に友だちのように扱い、友だちが傷つかないようなより良い方向を追求しがら何度も部品を改造した。 武器改造の天才である彼女の情熱を絶えず注いできた結果、HN-Oが日増しに凄まじい性能を身につけていくのは時間の問題だった。 こうした彼女の絶え間ない愛情に感服したHN-0は、まるで1つの生命体のように次第に特別な自我を形成し始める。 そしてある日、それはハヌスが最も愛する形となって実体化し、彼女の前に現れた。 ―ありがとう、ハヌス。キミは最高のパートナーだ。 |
宿屋セリフ | |
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冒頭 | |
あいさつ (加入後) | |
会話 (加入後) | |
プレゼント (加入後) | |
絆セリフ あいさつ | |
親愛度300 | |
親愛度600 | |
親愛度900 |
ギルド | |
プレゼント (親密度アイテム) | |
バランセ
名前 | バランセ |
タイトル | 魔導工学の真髄 バランセ |
性別 | 女性 |
種族 | 人間 |
歳 | 28歳 |
身長 | 167 CM |
誕生日 | 3月20日, 洞察の月 |
星座 | 預言者ラシフィール |
好きなもの | 温かい紅茶、クロウ、ロゼ、ロア、研究 |
嫌いなもの | 冷たいコーヒー、人の命を玩ぶ者たち |
キャッチフレーズ | 明日を切り開く力は、我々の手で奪ってみせる。 |
紹介 | ベスピア帝国が心血を注ぐ魔導工学研究の要、マゴス・レ・フラームの最高研究所長。 クロウの唯一な助力者であり、ハウンド部隊員たちとも面識がある。 クロウの妻、ロゼとはかつて親友の仲であった。 クロウと同じくロゼとロアを残酷に殺した者たちへの復讐のため、クロウに協力している。 魔導工学に関しては最強と言えるほどの知識を持っている天才工学者である。 現実的なアドバイスや忠告をハウンドたちに与えており、かなり進取的で積極的な気性の持ち主である。 |
背景 | ベスビア帝国最大の兵器開発機関であり、最高の魔導研究機関と呼ばれる「マゴス・レ・フラーム」。この機関の最高研究所長がまさしく魔導工学の天才、バランセ・デ・チャーリーだ。 まるで研究のために生まれついた者かのごとく、彼女はまだ幼い10代の頃から魔導工学と魔導装備の製作において頭角を現した。その才能が認められ、飛び級を経て、幼いながら早々に学校を卒業し、アカデミーに入学する。もちろん、彼女の周囲には光り輝く天才性を嫉妬する者だけでなく、彼女の研究を手に入れようとする者も集まって来た。彼女はそのような困難な状況を拒否と無視に一貫して、屈すること無く研究と学業を継続し、アカデミー卒業と同時に帝国の魔導工学分野において最も優れた人材のみを集めたといわれる専門研究開発機関、マゴス・レ・フラームの正式な研究員として抜擢された。 気難しい性格で、いつも正論だけを振りかざす彼女の人間関係は狭いものだったが、その中でも静かに彼女と行動を共にしてくれる大切な者たちがいた。同じ学校を卒業したクロウ(クロウは何回か留年した)と、アカデミー同期のロゼである。ありのままのバランセを理解し、下心無く幸せを願ってくれるロゼと、そんな彼女を陰から守るクロウ。この2人をバランセは大切に思っていた。しかし、彼女の背中を押してくれる心強い協力者であり、心のより所であったロゼは、帝国に芽吹き始めていた巨大な陰謀と「パンドラ」という集団に巻き込まれ、彼女の娘と共に炎の中へと消え去ってしまった。バランセの唯一の後悔であり、悲しみであるロゼを忘れないため、彼女はクロウと共にロゼを死に追いやった者たちへの復習を誓った。 無口で堂々としている印象の彼女だが、言いたいことは相手が誰で有ろうとハッキリ言う行動派でもある。理論だけで無く、行動して成果を勝ち取ってこそ価値があると信じており、未来を自分の力で切り開いていく積極的な性格の持ち主である。研究への情熱が強く、特に魔導工学に関しては理解できない状況に陥ると、「あり得ない」とブツブツ呟きながら、激情する姿を見せることもあるが、常に理性的な彼女の姿とはギャップがあると言われている。 ついでに、ハウンド部隊員たちの装備を制作してくれることとは別に、改良または修理をする際にはきちんと料金を受け取っているという。隊員たちは気にしてないようだが…誰かの財布が空っぽになったことは確かだろう。 |
武器 『マゴス・レ・フラームの粋 コルボー・ローズ』 | バランセがマゴス・レ・フラームの魔導工学の粋を込めて作り上げた武器。攻撃モードの自在な転換とコマンドに従ってモードを切り替える最先端の魔導工学技術が採用されている。三つの翼を自由自在に動かすことができ、普段はバランセの周囲を巡回しながら周辺探知および監視プロトコルを発動している。 最新の魔導工学技術が搭載されてはいるものの、この武器の開発は相当前から進められていた。開発初期には単純にバランセの合図や動きに合わせて作動するように設計されていたが、ハウンド部隊と共に魔導王国を訪れたバランセは、そこで新たな技術の活路を見出した。名も知らぬ天才魔導工学者の工房で昼夜を分かたず研究の魂を燃やし続けた結果、ついにバランセは魔導王国のガーディアンたちの自律起動プロセスを解読し、武器に移植することに成功した。 「おぉ、姉御!まーたこんなすっげぇもん作っちゃったんすねぇ…自動で動くんすか?こりゃすげえ…うわぁぁっ!」 「人の物を勝手に触るな」 「キャハハ無様!!クソ犬の服、穴空いてる!」 …思いがけず武器の性能実験に役立つこととなったハウンド部隊を見て、ため息をついたバランセは、武器の名前を悩み始めた。そして、騒々しいハウンド部隊の後ろに腕を組んで立っているクロウを見つける。 「…喜んでいただろう」 「何がだ?」 「ロゼが見たら喜んでいただろう。彼女の好きな色だ」 棒つきキャンディーを咥えた彼が、思い出に浸って微笑むのを見たバランセは、武器の名前を決めることができた。「コルボー・ローズ」愛する人々の名前だけが、彼女に捧げられる最高の幸せと信じて… |
宝物 『数式入力装置』 | バランセが愛用する携帯型数式入力装置。マゴス・レ・フラームの連算装置と連携されているこのデバイスは、バランセの片手に収まるほど小さいものの、様々な機能が搭載されている。マゴス・レ・フラームのデータベースを利用した情報検索、簡単なメモ入力や保存、送信、マゴス・レ・フラームとの通信等々…だが、デバイス自体の保存容量はそれほど大きくないため、こまめにバックアップを行う必要がある。 本来はコルボー・ローズと連携されていたため、今でもやろうと思えばコルボー・ローズを手動で動かすための命令コードの入力が可能である。しかし、コルボー・ローズに自律起動システムを取り入れることにより使用する必要性が無くなり、簡単な携帯装置として改良したものである。見た目は単純なように見えるが、バランセの指紋を認識して起動したり、正確な暗号コードを時間内に入力する必要があるなど、複雑な構造で機能している。もし、これがバランセではない他の誰かの手に渡った場合、マゴス・レ・フラームへのハッキングを懸念したバランセが強固なセキュリティ対策をした結果である。 以前にはこの装置を使える人物がもう一人いた。バランセのように複雑なコードを理解し、覚えることができる天才であり、マゴス・レ・フラームのデータベースを進んで使用できるよう許可した、ただ1人の人物。しかし「ロゼ・クリスティーナ」の死後、この装置の管理者は、バランセただ1人が残ることとなった。 |
宝物 『一杯の余裕』 | バランセの趣味の中の一つが、紅茶を楽しむことである。研究の真っ最中でも必ず時間を作り、紅茶の香りを楽しみながらアイディアを整理したり頭を冷やしたりしていた。そんな彼女の趣味により彼女のポケットの中にはいつも少量の茶葉が入っていたのだが、問題はカップだった。水の温度調整程度ならコルボ・ローズで解決すれば済むのだが、ティーカップはすぐに割れてしまうため、携帯することが難しかった。 悩んだ末にバランセは、腰に下げられるよう、ティーカップとソーサーを入れられるティーカップホルダーを注文した。お望みとあれば小さなティースプーンまでも携帯可能なホルダーは、革で出来ており、弾力があったため、やや重いカップにも耐えられるほど丈夫だった。研究所職員のうちの1人がマゴス・レ・フラームの最高研究所長が、魔導工学機械ではなく普通の革紐をぶら下げて歩くだなんて大丈夫なのか、と冗談を飛ばしたが、バランセは最高研究所長だからこそ、どんな技術、材料でも使ってみなければならない。と返したという。彼女の言葉が冗談だったのか、本気だったのかは今でもマゴス・レ・フラームのミステリーとして残っているとのことだ。 |
宝物 『大雑把な誠意』 | バランセの所持品の中で最も奇妙で、異常で、絶対に彼女が思いもつかないであろう組み合わせで構成されたコレクション。何故かバランセは自身の研究室の一角にこれを保管し、事あるごとに埃を払う努力を見せる。 その中でも一番まともに見えるベスピア帝国でも指折りの工芸家が作った保管箱は、クロウとロゼが結婚して間もない頃、友人であるバランセのために2人が選び、注文したプレゼントである。バランセはこの中にロゼとロア、そしてクロウから受け取った手紙やプレゼントを大切に保管している。特にロアから貰ったネジのおもちゃは保管箱の一番奥にしまってある。 残りの3つは魔導王国に旅立つ前、ハウンド部隊員たちからもらったプレゼント…なのだが、この奇妙な構成を見て、バランセはおかしな表情を浮かべるしか無かった。 「いや、聞いてくださいよ姉御!これマジで帝国最高の研究者たちだけが使うっていう、たぁぁぁっけぇ金槌なんすから!まぁ、もちろん姉御はもっといいモン使ってるだろうけど…あるに越したことはないっしょ!使い方まで調べて来たんすから!つまり、これをこうして…こう繋げて…はぁ?何だこりゃ?」 「キャハハハ!クソ犬のバカバカ!アタシみたいにいつでも使えるモン持ってこなくちゃ〜 コレ、姉御の頭を守るヘルメット!!姉御の頭にもピッタリでしょ?フフン〜」 「ハハハ…お前ら何てもの持って来たんだ。俺は機械のことはよく分かんねので、東方の品を持って来ました。不埒な妖怪…じゃなかった、とってもきれいな尻尾が9つもついた妖怪がいまして、そいつから剥ぎ取ったものです。あ、血はついてないけど、一応手入れもしてあるんですから」 「…お前たちの常識の無さを、今一度実感できた」 かなり大雑把なプレゼントの寄せ集めだが、他の誰でもない彼の部隊員たちからのプレゼントを粗末にはできなかった。どこかに使うことも出来ないプレゼントをただ大切に保管している。研究に疲れてしまった時、いつでも眺めて笑えるように。 |
宝物 『初の失敗作』 | ベスピア帝国の魔導工学技術は、意外にも短い歴史を持っている。それすらも帝国の4代皇帝であるアレンチェベリアの即位後、人材育成と技術開発に総力をつぎ込んだ結果である。以前まではグレイ公国の魔導工学技術を単純に真似するだけに過ぎなかった技術は、皇帝の支援という後ろ盾のもと成長し、人間の生活を便利にする技術が大半のグレイ公国とは異なる、軍事目的の技術のみを異常発展させる体制を構築した。グレイ公国の技術力には未だ追い付いていないが、軍事的な面では独自の発展を繰り返している。アカデミーでバランセが魔導工学の研究を始めたのもこの頃である。 しかし、歴史のない国の体制と技術力では、理想的な発展が難しかった。バランセは帝国の全ての書物を読み漁り、研究に適用した末に魔導エネルギーコアを開発できたものの、初挑戦をあざ笑うかのようにコアは作動すらしなかった。 「どこから間違っていた。どこを振り返ってみても…どこが間違っているのか分からない。最初からもう一度作るしかないか」 「焦る必要はないわよ、バランセ。もう一度やり直してみましょう。あなたの研究は問違ってなどいないのだから。もう少しだけ手を加えれば、必ず作動するはずよ」 「しかし、すでに3回目だ。ロゼ、お前も見たはずだ!」 「それなら4回目に挑戦してもいいと思わない?バランセ、自分を信じて。今回こそきっとうまくいくわ」 ロゼの応援と激励に気を取り直したバランセは、装置の廃棄を取り止めて極一部に改良を加えた末、ついに装置の稼働と動力源の安定化に成功した。これを切っ掛けにアカデミーからの全面的な支援を得ることとなったバランセは、間もなくしてマゴス・レ・フラームの正式研究員として採用されるにいたる。 何度失敗しても、もう一度挑戦することが成功の近道であると…自身を最後まで信じぬいてくれた友人との思い出として、バランセは最初の実験で使用したスイッチを今でも保管している。 |
ソウルウェポン | バランセが作り上げたコルボー・ローズはそれだけでも優秀な武器だったが、マゴス・レ・フラームのすべての戦闘技術を込めるには限界があった。バランセの能力が足りないからでも、コルボー・ローズに欠陥あるからでもない、ただ携帯性を重視して作られた装備が持つ宿命である。もちろん、バランセもこの限界を明確に理解していた。しかし彼女は、コルボー・ローズの戦闘力をさらに強化するよりも、独自の方向に武器を改良しようとしていた。 「あのバカも、ミトラも、パンシローネも、キベラも…戦闘だけに特化しすぎている。私の護衛が目的なら、今の戦闘システムでも十分だ。だとすると…必要な機能はただ1つ。あいつらを適材適所で活用するための支援機能だ」 どこに飛んでいくか分からないハウンドたちを把握するためのスキャン範囲の拡張、正体不明の敵に素早く対処するための検索および分析機能、後退や装備を整える時間を確保するための妨害電波発生機能など…目標が明確になり、必要なシステムの構築はあっという間に進展した。魔導工学発祥の地であるルセルンで、高度に発展した技術をその目で見たバランセには、これ以上の障害物は無かった。 バランセは最後の調整を終えた後、マゴス・レ・フラームの保管庫で呼出信号反応の最終テストに入った。最終テストの助手を務める人物は、言うまでもなく彼だった。 「どうだ?使えるか?」 無口な彼は話すことも無く、素早く、そして正確に準備された標的を乱射で破壊した。コルボー・ローズの強化システムにより示された座標通りの結果だった。彼女の業績が、今一度帝国の魔導工学技術史に記される瞬間だった。 |
宿屋セリフ | |
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冒頭 | 賑やかだな。 |
あいさつ (加入後) | 用件は何だ。 |
会話 (加入後) | 臨時工房は、「臨時」という肩書が似合わないくらいに使っている。機会があれば、この工房の本来の主について調べるつもりだ。 |
「誰かを愛したことがあるか?」だと… ふっ…もちろんだ。私は今でもあの家族を愛している。私の命が尽きても、あの3人の名前は永遠に私の喜びであり、幸せであり、愛であろう… | |
プレゼント (加入後) | 相変わらずだな。受け取るとしよう。 |
絆セリフ あいさつ | |
親愛度300 | 私の工房?どれのことを言っているのかわからないが…今は話すことができない。 |
親愛度600 | オルベルリアにも天才と呼ばれる魔導工学者がいると聞いた。一度くらいは会ってみたいものだ。 |
親愛度900 | ふっ、私を動揺させるつもりか、100年は早い。 |
バランセ工房 | お前…随分面白いものを持ってきたな。 |
プレゼント (親密度アイテム) | 面白そうなものを持ってきたな。 |
なかなか見る目がある。 | |
断りはしない。 | |
見返りを期待しているのか。 |